20世紀のフランス現象学を代表する哲学者の一人、ミシェル・アンリ(Michel Henry, 1922-2002)の晩年の著作『受肉 Incarnation』を読んでいきます。今回から §40 です。歴史の中での罪の増大で、性的なものが罪となった――というキルケゴールの議論についてのアンリならではの解釈ですが、確かにすぐれた読みであるように思われます。『不安の概念』原文の講読は下記のシリーズ動画にて。 https://www.nicovideo.jp/series/530907?ref=garage_share_other