水滴が画面を濡らしたピクセルが大きく映った角度によって変わる色あなたのせいだったことにして感情で記憶を補完した氷点下で覆われた夜空は煌めく星々の小さな光までも凍結させたそれでも炭酸の抜けたジュースみたいに口の中ではじけるような刺激が足りないどうして どうして 分けたがるのいつでも いつでも あなたはあなたのままなのにそれでも ぼくらの 探究心は終わらなくてこのまま このまま 突き進んでいってしまうのヒビが入った画面に白と黒が生まれて世界が飲み込まれていくそこに少しの青が混ざって割れた画面に移ろふ雨模様空はこんなに晴れているのにどうせ雨が降るなら経験から出た錆も全部洗い流してよ配管に詰まった汚れが思考を持った別人格のロボットみたいに消したくても消させてくれないいつまでも残り続ける脳内tattoo見たことのある言葉たちが似ても似つかないようで一つの場所に重なってるほんとは違う場所に棲んでるけどただ 考え過ぎてしまったから臨場感に触れたくてモノラルにはない非対称なステレオ広がった高揚感の中にある余白を吸い取られてぶつかり合って混ざり合って少しずつ濁ったモノクロどうして どうして 分けたがるのいつでも いつでも ぼくらはぼくらのままなのにそれでも あなたは 紡いできた世界の上にいる このまま このまま 突き進んでいってしまう前に雨を降らせようこの世界に止まない雨はないって言うけれどもしも止んだその時はきっと見たこともない大きな虹がかかっているはずだから青空の光が画面に自分を映したそこにはただ一人で立ち尽くしているわけではなくて片隅で保管していただけの感情が表情と共存していたから今ならきっと一度立ち止まってそのまま伝えられるはずだから