Music Lyric Movie noale https://twitter.com/oursoliloquiesVocal IAIllustration 栞音 https://twitter.com/shion_08_ そして誰もいなくなった幾度も跨いだ夏をひとりただあなたを思い出すことそれだけのために今日も疾うに枯れ果てた日々を遠く往こう昼下がり、校舎裏、夏の匂い徒花と朽ちた春の死骸遠ざかるあなたが見えなくなり伽藍堂の胸に抱く花もないあの茹だる夏の日差しを背に意味もなくふたり歩いたあの日それだけで私は良かったのにあなたは何も言わずひとり八月を待たず泡沫の様にあえなく消えてにべもないせめて往く道に光を祈り淡い空、途方に暮れるばかりあの丘から眺むる海原鼻歌、青草の匂い歌にしたい様な思想、感情もなく風任せに踊る「さよなら」のひとつが穿った胸の虚に縋り夏の狭間で今も惟みるはあなたひとり抗いようもなく鯨波の波間に惑う幾度も歩いた白浜にひとりどうしたって零れ落ちる記憶継ぎ接ぎだらけの無様な愛無意味と憐れまれようとも風さやぐ丘の上、あの日からあなただけを描いているひとつまたひとつ亡くし続けた果て虚空の巣食った胸「さよなら」のひとつが穿った胸の虚に縋り夏の狭間で今も惟みるはあなたひとり抗いようもなく時の波間に惑うあの夏の日の亡霊もひとつ転がった空蝉も「空だって飛べる」と息巻いて消えていった影の憧憬も結局あなたには届かずにこれで本当にさよならだこの歌ひとつ私はそれだけできっともう大丈夫