英語圏の有名な哲学者であったジョン・サールが2025年9月に亡くなりました。それを受けて……には少し遅いのですが(このライブ配信は2026年3月)、彼の『MiND 心の哲学』を手引きとして、「心の哲学」という今もホットな話題について語ってみたいと思います。この第3回からは聞いたことのある方も多いであろう「クオリア」「哲学的ゾンビ」の話です。「時間の哲学」やレヴィナス講座でもかなり厳しく評価した『〈現在〉という謎』をふたたび引用、批判しながら、「一人称的な意識」が問題となるとはどういうことか、を論じました。※ サムネイルの写真(John Searle)は Wikimedia Commons より、Matthew Breindel 作成のものを利用させていただいています。 https://x.gd/Vj3uU 【参考文献】ジョン・R・サール『MiND 心の哲学』山本貴光・吉川浩満訳、朝日出版社、2006年.森田邦久(編)『〈現在〉という謎』、勁草書房、2019年.谷村省吾「一物理学者の見た哲学」( https://nagoya.repo.nii.ac.jp/records/28664 )