その名も「ヒストトリプシー」です🔬集中した超音波を腫瘍に当て、細胞内に自然に存在するガスを急速に膨張・収縮させることで、細胞を機械的に破壊します。熱でも放射線でもない、純粋に物理的な破壊です。しかも周囲の正常な組織はそのまま守られます。現場では実際の患者さんの術前術後の画像が公開されています。肝臓に大きな腫瘍があった患者さんが、ヒストトリプシーを受けた後、4ヶ月後のMRI検査では病変がほぼ消失😮肝臓自体が自然に回復し、組織を再吸収していたというんです。処置にかかる時間は1〜3時間ほど。ほとんどの患者さんがその日のうちに帰宅できます🏠翌日にインフルエンザのような症状が出ることがありますが、それは壊された腫瘍細胞を体が処理している証拠で、通常は軽症で済むとのことです。この装置は2023年10月にFDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を取得し、現在アメリカ18州で使用されています。イギリス、UAE、香港でも限定的に導入が始まっており、日本にも広がる可能性があります🌏現在は主に肝臓腫瘍が対象ですが、腎臓・膵臓・前立腺・子宮筋腫・乳房・甲状腺、さらには脳腫瘍への応用も研究が進んでいます。膵臓がんについてはスペインのバルセロナで臨床試験が進行中で、2026年にはアメリカへの導入が見込まれているとのことです。肺や胃など空気を含む臓器への適用はまだ難しいとされていますが、技術の進歩とともに課題は乗り越えられていくでしょう。手術なし、入院なし、放射線なし。がん治療の概念そのものが、今まさに塗り替えられようとしています⚡️