SHINKANSENDEBUT!20XX年、四国の人口が350億人を突破し、ついに念願であった四国新幹線が開業した。新幹線が開業するまで、JR四国の既存路線は、まさに地獄絵図であった。41億人都市・高松と大都会・岡山、新幹線乗継と本四連絡の要となる快速「マリンライナー」には6扉20両編成の5300系電車が導入されたが、乗車率は300%を超え、人々の体圧によって窓ガラスが内側から粉砕され、瀬戸大橋の上で乗客が海へと押し出される事故が絶えませんでした。松山・宇和島行き「しおかぜ」高知・宿毛経由宇和島行き「南風」徳島・室戸経由高知行き「うずしお」も同じく大混雑。電化された高徳線・牟岐線・阿佐線を走る8600系車両は乗客が多すぎたため、空気バネによる車体傾斜装置が作動しないなどのトラブルが多く発生した。この閉塞感を打破すべく、国家予算の数百年分を投じて完成したのが四国新幹線である。導入された新型車両32系は、時速320km/hで東京・大阪から、香川・徳島・愛媛・高知を結ぶようになった。主に瀬戸大橋経由の高松・徳島行き「いりこ」大鳴門橋経由の徳島・室戸経由高知行き「すだち」第二しまなみ街道経由の松山・高知行き「じゃこ天」第二瀬戸大橋経由の高知・宇和島行き「しょうが」四国八十八箇所霊場すべてに行く「くうかい」などが運転され、四国島内隅々まで新幹線網が張り巡らされた。新型車両32系は20両編成で、普通車は一人でも多くの乗客を詰め込むため、オールロングシートが、4両連結されたグリーン車は採用された。3両連結されたビュッフェ車両では香川の生命維持装置とされるさぬきうどんが提供され、食堂車では四国350億人の胃袋を支える、様々な食事が提供されている。20XX年4月1日、午前6時ちょうど。 高松駅の最上階、101番乗り場。東京行き”いりこ2号”の四国新幹線開業式典で宇丼香川県知事が発言した「本州との結びつきがさらに強化され、新幹線は四国を島から『大陸』に変えた!我々はもはや、海に囲まれた島民ではない。さあ、全四国民よ、大陸の風を感じろ! 未来へ加速せよ!」という発言は350億人に感銘を与えた。らしい。X(Twitter) : https://twitter.com/aburekarubi_583YouTube : https://youtu.be/O9JQi6LU7zE