ミラーレンズ / 歌愛ユキ

ミラーレンズ / 歌愛ユキ

触れられないこのままずっとあの言葉と瞳の中身を閉じたノートに綴った真実をきっと途切れない彗星の先まで行くんだよ煙上がった信号機の前目を逸らした先のビデオボード大袈裟な予告編の繰り返し映画のフィルムみたく二人小さくテーブルを挟んで終わり方も知らないまま切り分けたケーキが物悲しくて真白い皿が痛むような心を隠してる雨予報不安定な私をどうか知らせて欲しい不恰好でも透明な恋をしていたい溢れてしまった一口を掬い上げたスプーンに映るミラーボールの瞬きを憶えている形もなく漂っているペトリコールの匂いをまとって祈り疲れ果てた顔で微笑んで大好きなマイハニー嫌われてしまってもいいと思えたあの部屋の片隅でなら叶わない思いを口づけに溶かしてしまいたいのスパンコールのように光るネオンサインの街であの日翳したミラーレンズの向こうで降り止まない雨に滲んでいく映像をまた繰り返していく雨予報不安定な私も掬って飲み込んでほしい未完成でも透明な恋をしていたい溢れてしまった一口を掬い上げたスプーンに映るミラーボールの瞬きを憶えている

http://www.nicovideo.jp/watch/sm46285419