雨の匂いと線香の香り纏い君の部屋の鍵を廻す雨音響く部屋の埃被った黒鍵の君の残した指紋にまた指重ねて探していた日記 手に取って読み進めるページの上の息が雨音に消える 君が書いた 殴り書きの 「悔しい」ばかりのページ滲んでいた 掠れていた 文字が揺れて見えた君の「悔しい」がまた滲んでいく
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