北海道公式観光サイトから切り立つ断崖からラッコやアザラシの姿を観察できる、浜中町を代表する景勝地。正式には「湯沸岬」と呼ばれています。標高40-60mの崖の上に立つと、視界一面に濃紺の太平洋が広がります。耳を澄ませば、岩礁に砕ける波の音と海鳥の鳴き声が響き、潮の香りが心地よく通り抜けます。アザラシが休む「帆掛岩」や、奔幌戸(ポンポロト)、貰人(もうらいと)といった険しい断崖が連なるダイナミックな景観は、思わず息をのむほどの迫力です。波間に浮かぶ昆布に身を任せて休む野生のラッコの姿は、この地ならではの心温まる風景です。十数頭の生息が確認されており、運が良ければ親子の微笑ましい様子も見られます。アザラシの姿から「トッカリ岬」とも呼ばれ親しまれるこの岬には、2016年に北海道初の「恋する灯台」に認定された湯沸岬灯台が立ち、青い空と海に鮮やかに映えます。夜には満天の星と静寂に包まれる、贅沢なひとときを過ごせます。