スクウェアの歴史、後編の6年間です。前編では1986年の創業から1996年の任天堂との決別までを話しました。後編は新天地ソニーで始まる栄光と災厄の物語です。1997年1月、プレイステーション移籍第1作のファイナル・ファンタジー7が発売されます。開発予算は約8000万ドル、円換算で約97億円。100人から150人の開発体制という、当時のゲーム史上最大規模のプロジェクトでした。結果、全世界で1530万本を超える大ヒットとなり、ジャパニーズRPGを世界化させた歴史的一作になりました。そこからスクウェアは多角的に拡張します。FFタクティクスで松野泰己さんがクエストから移籍、ハワイ・ホノルルに新拠点を開設、ゼノギアスではFF7案として却下された高橋哲哉さんが独立企画として作品を結実させ、パラサイト・イヴで初のM指定作にも挑戦。FF8の初日172億円、FF9で坂口さんが「FFの理想形」と語る作品も生まれます。しかし2001年、ハリウッド進出を狙ったフルCG映画「ファイナル・ファンタジー:ザ・スピリッツ・ウィズイン」が大失敗します。最終予算1億3700万ドル、円換算で約167億円。興行は8510万ドル、約100億円にとどまり、損失は最大115億円。スクウェア・ピクチャーズは2002年1月末に閉鎖、創業の英雄・坂口博信さんと武市智行社長たちが辞任しました。絶望の中、新社長・和田洋一さんのもとでFF10、FF11、キングダム・ハーツが連続成功し、スクウェアは奇跡的に復活します。そして2003年4月1日、エイプリルフールの日に、ライバル会社エニックスとの合併で「スクウェア・エニックス」が誕生しました。スクウェアという会社の17年間の物語の、最終章です。※本動画で紹介している情報は、収録時点の内容に基づいています。※本動画は各ゲームの著作権を尊重し、解説・レビューの範囲内で映像を利用しています。※開発当時の貴重な資料をもとに、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めています。【キャラクターボイス】琴葉茜(A.I.VOICE)琴葉葵(A.I.VOICE)ずんだもん(VOICEVOX)つくよみちゃん(COEIROINK)