[Verse 1] 木枯らしが吹く ビルの谷間 鏡に映る顔も いつしか歳を重ねた 鞄ひとつで降り立った あの日の上野駅 気がつけば長い旅を 歩いてきたものだ [Verse 2] 泥にまみれて ただひたすらに働いて 小さな部屋の窓から 夜空を仰いだ 故郷(くに)を発つ朝 母が握ってくれた 不揃いなおにぎりの 塩の味が懐かしい [Chorus] まぶたを閉じれば ふるさとの夕焼け 茜に染まる あの日の港町 遠く響いた 汽笛のその音が 置いてきた夢を 今も呼び戻す [Verse 3] 少し歪んだ文字の 母からの古い便り 「無理はするなよ」と それだけが綴られてた 都会の風に 心が折れそうな夜は 何度も読み返して 涙をこらえてた [Chorus] まぶたを閉じれば ふるさとの夕焼け 潮の香漂う 優しく包む町 あの頃の僕に 恥じない生き方を できていただろうかと 胸に問いかける [Bridge] 昭和は遠く 景色も変わったけれど あの日の夕焼けだけは 今も色褪せない [Final Chorus] まぶたを閉じれば ふるさとの夕焼け 茜に染まる あの日の港町 遠く響いた 汽笛のその音が 置いてきた夢を 今も呼び戻す 母さんの笑顔 あのふるさとの空 今も心の 灯となっている [Outro]