天使 / 雨森文庫 ft.Mai

天使 / 雨森文庫 ft.Mai

敬愛と執着歌唱:Synthesizer V AI Mai制作:雨森文庫( https://x.com/AmeBunko )朝焼け、今朝も耳鳴りが止まずに飲み込む錠剤 にがい痛みの上澄みの膜だけ剥がしたきみは きみが きみなら「飛び立つ覚悟ならとうのとっくに出来てんだ」きみはどこか自慢げに、でもどこか寂しそうに言った両手を羽みたいに大きく広げてパタパタ揺らした未来なんてないよって言いたげな眼差しで誰にも見せないきれいな羽を持っていたきみの姿は天使みたいに見えたんだいつの日かわたしをあの雲の向こうまで連れて行ってくれるとゆびきりしてくれた世界はなんて美しい それは戯言だと思ってた目に映るものの全てが形を亡くし死んでしまうから強さ弱さの比較な善と悪より至極簡単で生き残った方が負けだと証明さえすれば良いんだ影は常に其処にあったと言い感傷を燻らせた言葉にするのは億劫だ 舌が少し痺れ始めてた既に終りを迎えてる 始まったばかりの今日に今更すぎたさよならは風に消える「約束だよ 掴んだ手を絶対離したりしない」でも怖いよ わたしには踏み出せる勇気が足りてないから「大丈夫だよ ホントは私だって弱い人間だから」震えたてのひらを重ねて力無いきみの微笑みに救われた気がした気がした……?違う、そうじゃないんだ わたしにとっての希望みたいな夢みたいな光みたいな愛のようなもしくは憎悪のようなあからさまな熱源に目を焼いて喉を焼いて過去も焼いてこんなもの別に大した痛みなんかじゃないよって惚けてわたしの価値観で色付けた朝焼けか夕焼けの真っ赤はきっと誰かの血なんかじゃなくてきっとわたしの未来ではなくて探し物なら自明だった、言うまでもなく明瞭だったでもわたしには見つけられない 世界がきゅっと終わる音がしたきみだけはわたしなんかとは絶対違うって思ってた家族、教師、クラスに蔓延る低俗でなお馬鹿な連中や理解されなくても構わないと吐き捨てるように世界を睨んだきみだけはわたしなんかとは絶対違うって思っていたんだあの日きみの背中にとてもとても大きな羽が見えたんだいつか何処かへ広大な空へいつか羽撃くんだと思ってたわたしに理解されてしまうなら、きみもみんなと同じって言うならだったら、きみが墜落してしまう前におもちゃみたいな羽じゃん「きらい?」きらい すき

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