宙を漂ううた。十六作目です。歌:重音テト他:Milvi海に投げ出されて当てもなく揺蕩って暗い箱の中星を見ていた「流されてゆくまま進んでみよう」なんて舵を宙に預けた「ポラリス教えて、この方舟の流れつく先を」時計はくるくると廻りだす”君の名前はまだ呼ばないで、コラプサー”何処かで彗星が瞬いた僕らが捧げた願い事がこの宇宙から零れ落ちてもそれでも惑星は廻るのだろう地球から逃げたくて飛び立った僕の無計画な宇宙旅行は永遠とは続かないだろう君の手を握って窓覗いて星を指して笑った日を思い出してあの未来へ舵を切って星の海へ行こうただ宙を漂って無重力にも慣れて暗い箱の中夢を見ていた「あの惑星を目指して進んでみよう」なんて僕には眩しすぎて「ポラリス教えて、もしもあの星が消えてしまったら?」時計はくるくると廻りだす”僕の名前をいっそ呼んでくれ、コラプサー”何処かで彗星が煌めいた僕らが捧げた願い事がこの宇宙から零れ落ちてもそれでも惑星は廻るのだろう銀河系を飛び出して未知世界へと踏み出したらあの惑星にはもう二度と戻れないのだろう君は手を伸ばした僕もそうだ同じように手を伸ばして宇宙へ発ってあの未来へ舵を切って星の海へ行こう名もなき星に降り立ったどこまでも続いていくこの世界は夜空は君を見ていた僕らは月を見上げた星に捧げた僕の想いがこの宇宙から零れ落ちてもそれでも惑星は廻るのだろう地球から飛び立って始まったひとりぼっちのこの宇宙旅行の終着点は見えないのだろう僕は舵を切って君が描いた道標を辿っていた「物語は終わらないから。またね、いつか星の海で会おう」