サッカー史上に残る伝説 伝説のグループリーグ最終日 コンゴ 対 ウズベキスタン アルジェリア 対 オーストリア

サッカー史上に残る伝説 伝説のグループリーグ最終日 コンゴ 対 ウズベキスタン アルジェリア 対 オーストリア

優勝候補の西ドイツはW杯初出場のアルジェリアと対戦することになっていたが試合前のドイツ陣営はあまりにも傲慢だったある選手が「7点目は妻に、8点目は犬に捧げるよ」と豪語すれば、ユップ・デルウォール監督も「もし考えられないような敗戦を喫したら、ミュンヘンに戻る始発列車に飛び乗るさ」と言い放つ始末。アルジェリアを完全に格下扱いしていたそして迎えた初戦アルジェリアはベロウミの素晴らしい決勝弾などで何と西ドイツを2-1で撃破する歴史的大金星を挙げる。圧倒的有利とされた西ドイツは唖然とし地元紙の南ドイツ新聞は「タイタニック号の沈没のようだ」と報じたアルジェリアの躍進によって順位は混戦となり運命の最終戦「西ドイツ対オーストリア」を迎える。この試合の条件は特殊だった。西ドイツが1~2点差で勝利すれば、西ドイツとオーストリアが揃って2次リーグへ進出し、全日程を終えていたアルジェリアが敗退するという状況が生まれていたのだスペインのヒホンで行われた一戦。前半10分に西ドイツが先制ゴールを奪うとピッチ上の空気は異様なものへと変貌する。「これで両チームとも突破できる」--そう確信した両軍は、なんとそこから残り80分間、一切攻め合うことなく自陣でボールを回すだけの“消化試合”を始めたのだこの露骨な八百長まがいのプレーに、スタンドの観客は大激怒。アルジェリアサポーターは買収を皮肉って紙幣を振りかざし、激しいブーイングを浴びせた憤慨したのはファンだけではない。ドイツのテレビ局の解説者はこの無気力試合を「恥ずべきもの」と一刀両断、オーストリアの解説者に至っては「視聴者の皆さん、テレビの電源を切ってください」と忠告したのち、試合の残り3分の1は喋ることすら拒否して抗議の意を示した結局、試合はそのまま1-0で終了。西ドイツとオーストリアが突破を決め、アルジェリアは無念の敗退となった。世界中から猛烈な批判を浴びたこの一戦はのちにヒホンの恥としてサッカー史に暗い影を落とす国際サッカー連盟はこの事態を重く受け止め、のちの大会から「グループリーグ最終節は不正や談合を防ぐため全試合を同時刻にキックオフする」というルール導入。現在まで続くこの鉄則は、この事件から生まれたアルジェリア選手たちは決して荒れることなく冷静で誇り高かったDFのメルゼカネが大会を去る際に語った内容をFIFA公式サイトは伝えている。「僕たちは怒っていない。2つの大国が、我々を排除するためだけに自らを卑下している姿を見るのは、アルジェリアへの最大の賛辞だ。彼らは不名誉なことをしたが、我々は頭を高く上げてここを出て行くんだ」大国の驕りと見苦しい結託そして初出場国が見せた揺るぎない誇り。W杯の光と影がこれほどまでに克明に浮かび上がった事件は他に類を見ない

http://www.nicovideo.jp/watch/sm46490965