ドイツのシンセポップ・バンドAlphavilleによる1984年のヒット曲。タイトルだけ見ると日本礼賛の歌のように見えるが、歌詞は冬・都市・夜・取引・逃避感と当時の西ベルリンの陰鬱な状況を表している。にもかかわらず暗い題材をかなりキャッチーなシンセポップにしたことで、聴感上はスタジアムやテレビBGMに使いやすいほど明るく、強く、覚えやすいため、実際は日本の歌ではない暗い西ベルリンの歌なのに、タイトルとサビの強さだけで“海外のスポーツ番組で日本チームが勝った時の定番BGM”として完璧に機能してしまう曲となっているwAlphavilleは日本での知名度が低いため、この曲のみの一発屋バンドに思われがちだが、現在もこの歌を懐メロとして歌いつつも、管弦楽団とコラボしたシンフォニックアルバムを2022年にリリースしたり2026年にはドイツ他海外でのツァー活動も積極的に行っており、良い意味で “80年代の遺産を背負った現役バンド” として活動を続けている。