【グローディア解説】エメラルドドラゴンとサバッシュⅡを生んだPC黄金期の小さなRPGメーカー 池亀治・木村明広・飯淳・三遊亭円丈の物語

【グローディア解説】エメラルドドラゴンとサバッシュⅡを生んだPC黄金期の小さなRPGメーカー 池亀治・木村明広・飯淳・三遊亭円丈の物語

1990年前後に活動し、1990年代後半に静かに姿を消した日本のRPG開発会社、株式会社グローディアの物語を解説します。代表は「天才」と評されたプログラマー兼ゲームデザイナーの池亀治さん。代表作はサバッシュ、エメラルドドラゴン、ヴェインドリーム、サバッシュⅡといったPC黄金期のRPG群です。今回は会社の代表作と裏側にいた4人の重要人物、そして静かな解散までの物語を追いかけていきます。なお、現在も「グローディア株式会社」という同じ名前のIT会社が存在しますが、本動画で扱うゲーム会社のグローディアとは全くの別会社ですので、混同にご注意ください。1988年12月、グローディアは小学館のポプコムソフトからサバッシュをPC-88SR以降向けに発売します。広大なマップとAIによるオートバトル、難易度はやや高め、売上は2万本。スタッフはプログラム池亀治さん、キャラクターデザイン木村明広さん、原作シナリオが落語家の初代三遊亭円丈さんという異色の布陣でした。しかし円丈さんは開発中にプログラマー・デザイナーと喧嘩別れし、仕事の8割が終わった段階で降板。パッケージに名前が載らないという結末を迎えます。1989年、グローディア最大のヒット作となるエメラルドドラゴンが発売されました。PC-88・PC-98に始まりX68000、MSX2、FM TOWNS、PCエンジン、スーパーファミコンと幅広く移植され、シナリオは飯淳さん、キャラデザは木村明広さん、音楽は岡村宏美さん(実は作曲家・恋瀬信人さんの別名義)が担当。死の呪いに苦しむ聖地イシュ・バーンを救うため、人間の少女タムリンとブルードラゴンの青年アトルシャンが立ち上がる物語で、ピクシブ百科事典では「所謂JRPGの祖と言える作品」と評されています。通常戦闘で仲間が1人でも死ぬとゲームオーバーというストーリー重視の独特なシステムも特徴でした。4Gamerの30周年記念イベントでの木村明広さんのインタビューによれば、当時のグローディアにはオフィスがなく、スタッフ全員が自宅で作業し、プログラマーのところに週1回集まってミーティングを開く体制だったとのこと。木村さんが借りた車で参加中に駐車違反となり、経済的に困窮していたプログラマーが罰金を肩代わりしたという人情味あるエピソードも語られています。※本動画は各ゲームの著作権を尊重し、レビューおよび解説の範囲内で映像を利用しています。※公開されている一次資料を元に、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めています。【キャラクターボイス】琴葉茜(A.I.VOICE)琴葉葵(A.I.VOICE)ずんだもん(VOICEVOX)つくよみちゃん(COEIROINK)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm46509905