夜がとける 【coska】

夜がとける 【coska】

朝から続く コピーみたいな一日 同じ改札 同じ顔 すれ違う群れ 笑った記憶も 曖昧なまま流され 悲しみさえも 薄められていく 均等に並ぶ コンビニの灯り 平等に刻む タイムカード 誰のドラマも 誰のものでもないふり ついたため息 やけにリアル 夜がとける 深夜ノスタルジア 私にだけ 優しい時間 電気の海に 沈む心臓 悲しげなまま 鼓動を刻む 夜がとける 境界が崩れて 昨日と今日の 線が消えていく 電子のざわめき 薄笑い浮かべて 不遜なまなざしで 僕を抱きしめる 昼間の僕は 多少マシな仮面つけて 「大丈夫です」って 壊れたボタンみたい 喜んだことも タイムラインの底へ スクロール一つで 過去形になる 静かな部屋で 画面だけが光る ミュートした声が 胸を叩く 「本当はどう?」と 問い詰めるように 逃げ場のない やさしい尋問 夜がとける 深夜ノスタルジア 私にだけ 正直な影 狭いベッドで 世界を見下ろし 少し傲慢に 涙を許す 夜がとける 時計が嘲笑う 戻れないまま 進んでいくだけ 電子のざわめき 微熱みたいに乗せて 不遜な鼓動まで 美しくする (oh) 楽しかったことも 悲しかったことも 喜びさえも 同じ色で 滲んでいく 「平等だから 怖くないだろ?」 そんな理屈で 自分をなだめる 夜がとける 深夜ノスタルジア 私に優しい 歪んだ光 誰にも見せない 本当の顔で 画面の自分と 目を合わせている 夜がとける 最後の通知も消えて 冷たい空気が 胸を洗っていく 電子のざわめき 遠くへフェードして 残った静けさが 僕を許してく

http://www.nicovideo.jp/watch/sm46536555