雨鏡 歌:雨歌エル、足立レイ曲・映像:さまらYoutube: https://youtu.be/4Pt60RqvzWQTwitter : https://x.com/iTEh36702606 雨樋から溢れた土混じりの水軒下から走り去るあの時たった一言それだけであるいはひとつ傘の下肩を寄せあって歩くそんな未来もあったのでしょうかけれど結局こぼれかけた声は喉元に貼り付いて甘すぎたキャンディの味で飲み込んでそれっきり愛が嘘でないならばこんな冷めたせりふにできましょうか跳ねた泥が少しずつ雨靴をこころねを曇らせてゆくのですシジュウカラの鳴きあう朝サッシを弾く音 音音は少しずつ疎らになって生ぬるい風がまた湧き上がって来るだから借りたままの傘を返しに行こうきっと止まない雨はないそのはずだったのに埃かぶって色褪せてく玄関の隅明けない梅雨にとり残されたままのわたしたち錆びたこころの底から絞りだしてそのまま滲んでゆく踏みしめてはゆれうごく雨鏡さかしまに降る言の葉はもう届かないのです