大学講師のフランス語&現代思想講座 ジャック・ラカン「『盗まれた手紙』についてのセミネール」を読む (1)

大学講師のフランス語&現代思想講座 ジャック・ラカン「『盗まれた手紙』についてのセミネール」を読む (1)

フランスの精神分析家ジャック・ラカンは、エドガー・アラン・ポーの「盗まれた手紙」について註釈していました。彼は著作集『エクリ』の最初にこのセミネールを載せるなど、彼の「無意識の主体は言語の中にある」という理論を論じるに当たってかなり重要視していたのが窺えます。ポーの当該作品を英語原文で読んだこともあり、ラカンの註釈を扱うことにしました。今回はもっぱら第2期セミネール『フロイト理論と精神分析技法における自我』から該当箇所を拾い読みです。最後の方で読んだ「隠せるのは真理だけ」という一節は、ミステリというものの成立可能性についてもっとも核心を突いた評だと思っています。【文献書誌情報】Jaques Lacan, Le moi dans la théorie de Freud et dans la téchnique de la psychanalyse, Seuil, 1978.【ラカン講読動画】 https://www.nicovideo.jp/watch/sm45668016

http://www.nicovideo.jp/watch/sm46552983