裕子は瞬間時空移動ポットに乗って、時空波の中に放り込まれたわ。このポットにはもう数回乗ってるので怖くは無かったけど、時空間を移動中にトラブルがあると裕子は分子や原子を通り越して、コークやレプトンのレベルまでとことん分解されちゃうんだって。オッソロシイ!こんな訳で、時間波に翻弄された時間はせいぜい5分位なものだったけど、裕子には無限の長さに感じられたわ。今度の着地目標は1960年代でジェームスボンドさんのごく近くということで、正確に何年のどこという設定は出来ず、精密なスキャンの結果次第でどこへ降り立つか、前もっては全く分からないらしいわ。でも何とか彼の所在はヒットできたらしくって、着地準備のために裕子は暫く深く眠ることになるの。そして眠りから覚めた時は、服装や携帯備品やら、その時代と場所に合った道具立てを揃えてくれているんだって。どんな道具立て出来ているのか楽しみだわ。