大学講師の美術史講座 マネと印象派の評価をめぐるいろいろ

大学講師の美術史講座 マネと印象派の評価をめぐるいろいろ

今回は印象派の父あるいは兄貴分とされるマネ(Édouard Manet, 1832-1884)の話です。1863年の「落選者展」で《草上の昼食》がスキャンダルとなったのが「近代絵画の誕生」の瞬間と呼ばれるくらい、近代絵画にとって影響大とされるマネですが、そもそもそのような評価とはどれくらい普遍性のあるものなのか……という、歴史を見る視点についての話がメインになります。例によって、Wikipedia などに出回っている説明が当てにならない、という話も。【参考文献】Gaëtan Picon, 1863. Naissance de la peinture moderne, Paris: Gallimard, 1988.Théodore Duret, Critique d'avant-garde, Paris: G. Charpentier et Cie, 1885.稲賀繁美『絵画の黄昏 エドゥアール・マネ没後の闘争』、名古屋大学出版会、1997.

http://www.nicovideo.jp/watch/sm46560025