排出率1%のガチャを100回引いて、当たりが1度も出ない確率は36.6%。 300回外し続ける人も、1000人におよそ50人います。 「天井」は、この“果てのない不運”──幾何分布の尾を切り落とすために発明された、統計の設計です。 1000人シミュレーションの実演と、2012年のコンプガチャ規制、 そしてテトリスの7-bagと同じ「乱数に保証を付ける」という思想まで、一気に読み解きます。 理不尽は、設計で消せる。 ▼ 運にたよらず、論理だけで解けるパズルを毎日1問 https://puzzlebyrinth.com ■ 目次 0:00 1%という残酷 ── 100連全ハズレは36.6% 0:31 ガチャの数理(確認は3秒) 0:41 天井のない世界 ── 1000人シミュレーション 1:27 2012年の転換点 ── コンプガチャと景品表示法 2:03 天井という発明 ── 分布の尾を切る 2:50 今日のまとめ 3:18 毎日1問(サイトのご案内) 3:28 結び ■ 本編の数字について ・「100連全ハズレ36.6%」= 0.99^100 ≒ 0.366 ・「半数は69回までに当たる」= 幾何分布の中央値 ln0.5 / ln0.99 ≒ 69 ・「300回外す人が1000人中約50人」= 0.99^300 ≒ 4.9% いずれも排出率1%・独立試行を仮定した計算です。 ■ 一次資料・参考(この動画の錨) ・消費者庁「オンラインゲームの『コンプガチャ』と景品表示法の景品規制について」(2012年5月) および「懸賞による景品類の提供に関する事項の制限」運用基準の改正(2012年7月適用) ※「カード合わせ」該当性=事実上の禁止、の出典 ・一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)ほか 「ネットワークゲームにおけるランダム型アイテム提供方式運用ガイドライン」 ※提供割合表示の自主規制の出典 ・B.F. Skinner の強化スケジュール研究(変動比率強化)── 「不定期の報酬が行動を最も強く維持する」の背景 ・疑似ランダム分布(PRD)── Dota 2 等で実装が知られる「外れるたびに確率が上がる」方式 年号・制度名は公開前に一次資料の原文を再確認しています。誤りを見つけた場合はコメントで教えてください。確認のうえ、概要欄と固定コメントで訂正します。 ■ 表現について 本動画は特定タイトルの批判ではなく、確率設計という技術の解説です。 画面はすべて自作の抽象再現で、実在ゲームのUI・数値をそのまま用いていません。