最終公演は特等席で/重音テト

最終公演は特等席で/重音テト

役割を全うするうた。十七作目です。歌:重音テト他:Milvi運命に導かれ君が引いた役は?夜に溶けてゆく悲劇のヒロインか「欠けたあの月は何も照らせぬでしょう?」大魔法使いは杖を振り回した暗闇が訪れても演劇は止まらないの壊れかけの装置を廻せ廻せ廻せ「さあ踊りなさい、観客がお待ちです」と舞台監督は夜の帳を上げた台本通り進んでゆく物語をセピア色のスポットライトで照らした「君にしかできない役目なのだから」と舞台上の騎士は手を差し出していた手を取ってアンドゥトロワ踊り明かす夜は醒めないでまだまだ夢を見ていたいから「遠くから見ていても何も変わらぬでしょう?」輝く舞台へと足を踏み出していた静寂が訪れても台詞は忘れないで陽が当たるまで踊れ踊れ踊れ「さあ始めましょう、観客がお待ちです」と舞台監督は夜の帳を上げた続きは描かれていない物語をセピア色のスポットライトで照らした「きっと未来でまた巡り会うはずだから」舞台上のヒロインは袖へと捌けた「何度目の正直だ」と騎士は「どうか見ていて」と魔法使いは「さよならは言わない」とヒロインは捨て台詞を吐いて舞台を下りたこの演目の最後の仕上げをしなくちゃ観客を見送り劇場に鍵をかけた

http://www.nicovideo.jp/watch/sm46567318