アメミヲヤは、始原の存在です。そして、宇宙と天体を産み出し、自然環境を生成させ、言語と文字を発生させた存在です。 アメミヲヤが動き出し、風を起こすことで、息が生まれました。この息から、宇宙が生み出されましたつまり、アメミヲヤは、宇宙の生みの親です このため、アメミヲヤは、いわゆる創造神に類似した存在です。しかし、実は創造神とは、大きく異なります。 まず、アメミヲヤは唯一無二の存在であり、唯一神と言えますこの点は創造神と類似しています アメミヲヤは、宇宙を、天体を、地球を、我々を生み出した存在ですしかし、これは「創造」とは異なります創造はcreation、創造神はcreator、被創造物はcreatureですCreationは唯一神の特権ですこのcreateという表現は、意図をもって自分と違うものを作り出すわけで、そこに人格性があります我々は、土を捏ねて作られた物 creatureです アメミヲヤの場合は、人格が希薄であるわけですし、宇宙、天体、地球、人類等を自然に生じさせているわけですから「流出」とか、「産出」にあたります。 アメミヲヤは、すべての人間に、ミタマをわけ、音声を授け、守護を与えた存在ですつまり、「親」であり、「祖先」ですすべての人間に自らの神性を分け与えており、そこに一種の「血縁」があります言い換えると、アメミヲヤと人間との間に同質性があるわけですつまりは「大きな親・祖先」なのです(これはいわゆる「日本教」を説明できる考え方でもあります) 一神教の神に創造された人間には、神格がありません創造神と被創造物は異質であり、血縁ではありません アメミヲヤには人格性は希薄であり、人間に対して直接対話・命令・契約することはありません いわゆる中東・西洋系一神教の神は、人間と対話し、命令し、契約する神ですそして、創造神と被造物との間の関係は契約ですこれは、創造神と被造物とが異質であり、被造物に神性が無いからですこれは血縁関係の無いことを意味します 更に、創造神には、人格があるので、被造物である我々と契約が可能です。比喩的に言えば、我々は契約によって、創造神の養子になるわけです(もちろん養子のほうが実子より、良い人である場合は多いですよ) アメミヲヤが我々と契約することはありません。それは人格神ではないからです。