【朗読】江戸の小噺「はりかた」

【朗読】江戸の小噺「はりかた」

「寺山さんにとって、オナニーとは何なのですか?」と、東大志望のかさかき高校生が問い糺してくる。「つまり、おれにとっては、出会いであることに変わりはない。友達の発見。じぶんの中に、同胞を見出すことだな」 寺山修司『幸福論』春画を耳で楽しむことを目的に動画投稿を始めました。第二回の作品は「はりかた」です。この作品自体は、恐らく春画ではないのですが、"昨日"が0721の日だから取り上げてみました。そうです。昨日。この言葉が示す通り0721の日には間に合いませんでした。現在07/22、木茅も眠る丑の刻。これでは遅漏です。しかし、くよ〳〵もしていられません。発想を変えましょう。季節は再度巡ります。農夫が種を蒔くように。競走馬が春に種付けシーズンを迎えるように。自然では誕生に先んじて種を埋めるのです。来るべき次の0721の日に向けて、私も茲に種を埋めましょう。さて話が逸れましたが、本作「はりかた」は『大わらひ開の悦び/戯新おとし噺』と云う書物の中に含まれている一篇で、短いながらも、昔も今も変わらぬ人間の実相が垣間見えるような話です。これを江戸の人間も面白いと思ったのだな、と思えば、なんだか彼らとも友達になれる気がします。「友達の発見。じぶんの中に、同胞を見出すことだな」これがオナニーなら、書物の中に、同胞を見出すことは時空を越えた交合でありましょうか。これからもそういう読書体験がしたいものです。ただ交合であれば、成り合わぬ処、成り余れる処の両方があると愉しそうです。つまり差異と発見。本作では道具の使い方がそれでしょう。昔は、足にくくりつける形で道具を使っていたようです。手よりも使いやすいのでしょうか。普段お使いになる方は是非試してみてください。感想をお待ちしています。 最後に、前回の動画に関して、コメント難有拝読仕候。現代語訳ないし解説動画など検討します。また、註釈も適宜いれようと思います。不束者ではありますが、これからも試行錯誤しながら動画制作しますので、フォローをして下さると嬉しいです。間違いが有りましたらコメントまでお願いします。底本『大わらひ開の悦び/戯新おとし噺』(国文学研究資料館所蔵)出典: 国書データベース, https://doi.org/10.20730/200004114 朗読VOICEVOX: 春日部つむぎ, ずんだもん, 四国めたん

http://www.nicovideo.jp/watch/sm46575989