【ライトスタッフ全史】豪華声優を集めて作った力作がバグまみれ、9年で消えたゲーム会社の話【ゲーム会社の歴史】

【ライトスタッフ全史】豪華声優を集めて作った力作がバグまみれ、9年で消えたゲーム会社の話【ゲーム会社の歴史】

たった9年間しか存在しなかった、あるゲーム会社の話です。ライトスタッフは1990年2月27日、東京都品川区に設立されました。設立の裏側には、パンドラボックス社長・飯島健男(後の飯島多紀哉)さんと、グローディアからの合流組であるキャラデザ木村明広さん、シナリオ飯淳さん、音楽佐藤天平さんの3人がいました。この3人は、あの『エメラルドドラゴン』を手がけた面々でもあります。1991年2月に不透明な経費・業務増加・スタッフ対立を理由にパンドラボックスと分離、その3ヶ月後にはPC-98でデビュー作『アルシャーク』を発売し、スペースオペラRPGとシューティング風スペースバトルを融合させた意欲作として世に問いました。以後、フィーンドハンター(1993)、代表作アルナムの牙 獣族十二神徒伝説(1994)、続編アルナムの翼 焼塵の空の彼方へ(1997)、そして最後の作品となった悪役サイド主人公SLG『秘密結社Q』(1998)まで、PCとPCE、PS、SFCといった多機種に約24タイトルを送り出しました。代表作アルナムの牙は「美麗なムービー、重厚なストーリー、豪華な音声キャスト陣、と力作ぶりを感じさせるも、様々なバグが頻発し、大顰蹙を買ってしまった」と評され、続編アルナムの翼も売上が振るわず、1999年に会社は清算・解散します。しかしライトスタッフの遺伝子はスタッフたちの手を通じて今も生きています。飯淳さんは2001年設立の株式会社ピラミッドを経て『パタポン』シリーズ1〜3のディレクターに、佐藤天平さんは日本一ソフトウェアの『魔界戦記ディスガイア』『ファントム・ブレイヴ』の音楽で花開き、木村明広さんはKADOKAWA系列でイラスト・漫画家として活動しつつ2015年からクラウドファンディングで『Elemental Dragoon 2 Lights』を制作しています。エメラルドドラゴンから始まり、ライトスタッフを通り、現代のクリエイターに受け継がれてきた1990年代の小さな会社の歴史を、じっくり振り返る回です。※本動画は各ゲームの著作権を尊重し、レビューおよび解説の範囲内で映像を利用しています。※公開されている一次資料を元に、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めています。【キャラクターボイス】琴葉茜(A.I.VOICE)琴葉葵(A.I.VOICE)ずんだもん(VOICEVOX)つくよみちゃん(COEIROINK)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm46592033