「……工藤から連絡がないので見に来たのだが、これは?」堤城平は工藤の相手をグレート巽と聞かされていた。しかし広がっている光景は、転がった梶原の身体を眺める安原、という奇妙なものだった。「ん?いやね、FAWに上がる相談で呼ばれてたんだけど、コレがなんなのか俺も判んねェさ」それよりも、と安原は続ける。「同じ中軽量級、あンたは気になってたんだよなァ……」ニヤリと白い歯が覗いた。 それから数日後、長田と梶原は公園にいた。「……会わせる顔がねェ。社長にも……お前にも」項垂れる梶原をじっと見つめ――――長田はいきなり頬を張った。腑抜けるな、プロレスラーはそれで終わりじゃないだろう。まだお前が出来ることを、俺にみせてみろ! UP主:2P 友人α:1P mylist/16093746