落語「SAKUBUN」桂三枝

落語「SAKUBUN」桂三枝

音声のみ、三枝さんの初期の創作落語です。三枝さんが古典でなく創作の道を歩んだ理由は(ネタ・ジョークも交えて)色々な処で色々な事をおっしゃってます(真に受ける方も少ないでしょうけど)が、その他にも、とある関係者がこうも語ってます。『もう落語をやめる、古典は幾らやっても志ん朝さんや枝雀さんたちに敵わない、敵わないのは仕方ないが後から来る人にも抜かれるのは嫌だ、落語は好きだし稽古も続けるが人前ではもうやらない』そう言った若き三枝にその方は『なら誰も通ってない道(創作)へ行けば良い、発表の場も用意する』と諭したとか。なんにせよ、色々な曲折を経て出来たであろう作品の一つ。個人的には子別れや芝濱といった名作に通じるものをもった作品だと思います。お楽しみください。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm9248460