北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)は12月16日と17日、北海道大樹町にて90kgfタイプ1機と200kgfタイプ2機を打上げました。CAMUI(カムイ)型ロケットの打上は本年7月以来4ヶ月ぶり。 今回の打上実験で21回目、延べ50機を超えた。50機目となった機体は16日の日没後に打上が行われ、視認性の確保や夜間回収の確認がとれた。(CAMUI-90P)夜間打上及び回収の成功により、長時間の打上時間枠を確保できた事により、早朝の低温や旅客機の飛行時間の影響を受けない実験の可能性が広がった。翌早朝、-18度に及ぶ低温による打上時間の延期があったものの、気温の上昇を待って打上実験を行いました。17日1機目は、テレメトリ技術の蓄積を主とした打上を行い機体も無事回収した。続く2機目は、昨年3月に行った実験での結果により改良した機構を取り付け、飛行安定性の確認およびテレメトリの確認。同時に北海道工業大学宇宙連合の缶サットを搭載し、分離放出を行った。打上後の会見で北海道大学大学院の永田教授によると、「今回の打上の重要なミッションは全て成功した」「特に気を揉んでいたのはダミーミッション(17日2機目)を装着しての飛行特性の確認で、成功により今後の超音速フライト実験への目処が一通り付き実りのある実験だった」「今後の機体の大型化と海上回収規模の実験を行う準備が十分に整い、非常に意義のある2日間だった」と述べました。