劇作家、演出家、小説家、脚本家、映画監督、俳優、と多方面で活躍する前田司郎は、五反田に活動拠点を持つ劇団「五反田団」の主宰であり、1997年の旗揚げ以来40作品以上を発表している。脱力系で笑える作風でありながら、「生」と「死」という普遍的なテーマを扱い、そのどこまで計算しているのか分からない巧妙な構成と何気ない台詞の中で語られる前田の人間感が、多くの人の心を掴んでいる。2008年に岸田國士戯曲賞受賞、2009年に三島由紀夫賞受賞、そして2015年、優れたドラマ脚本に贈られる向田邦子賞を受賞した。今、各業界で注目を集める彼の「未来」は何処へ向かい、そこでは何が起きるのか。作・演出を手掛ける<シティボーイズ ファイナル part.1『燃えるゴミ』>の公演真っ只中に、ゲンロンカフェに初登場!