ニコ生マクガイヤーゼミ 第13回 延長戦「サム・メンデスとおうちに帰ろう映画」

ニコ生マクガイヤーゼミ 第13回 延長戦「サム・メンデスとおうちに帰ろう映画」

「スカイフォール」「スペクター」をもっと楽しむには、サム・メンデス映画を読み解くべし!!そして、いよいよ本題の「スカイフォール」解説!!ラストは「スペクター」の解説もあるので、ネタバレ注意です。今回のレジュメ○5分で分かるサム・メンデスとおうちに帰ろう映画・サム・メンデスとは?・フィルモグラフィー○「スカイフォール」とは:館の名は「Fiat justitia ruat caelum」○二度死ぬボンド最初の死、冒頭のアクションでの失敗は珍しい→一気に老け込む二回目の死○映画の内容を全て説明するメインタイトルとアデルの歌詞○真のテーマ:ビルドゥングスロマンとは何か?○世代交代、史上初のボンドボーイの登場○敵はボンドの影○髭剃りシーン=復活、生まれ変わり、出産だからエロい○ウィリアム・ターナーの絵の意味老朽化し、スクラップになった戦艦=MとMI6のスパイたち○アルフレッド・テニスンの詩、ユリシーズまだ我々は死んでない→ボンドとMはまだ負けてない○アストン・マーチンDB5リアル→シンボリック≠荒唐無稽○ダニエル・クレイグボンドのビルドゥングスロマン4作通してみると、「ボンドの成長」、「007映画としての成長(リアル→シンボリック)」がシンクロしてる○ボンドカーたいして役に立たない、秘密道具でも銃でもなくナイフで倒す=リアルでもオマージュでも無い別の道を往く○産道を抜け、産まれ変わるボンド○Mとマネーペニー復活、帽子かけ007としてのオリジンに元に戻る……が、完全に元には戻ってない○本作の魅力・サムメンデスのテーマ「家族」しっかり入れ込みつつ、007映画としてもメタ的な構造があり、アーティスティックかつエンターテイメントなアクション映画として面白い!・夢物語でありつつリアル・『ロボコップ』『ダークナイト』主人公が負ける映画のよさ○スペクターお手伝いは、世界一チャーミングな書籍編集者のしまさんです。◆出演 Dr.マクガイヤー「ゲロとレイプがある映画は傑作である」と言い切るアラフォーオタク。 ボンクラ映画をこよなく愛する正体不明の冒険野郎。番組中の白衣は自前だ。番組が気になった人はブログを訪れてみてもらいたい。きっと目眩がすることでしょう。ブログ ⇒ http://d.hatena.ne.jp/macgyer/Twitterhttps://twitter.com/AngusMacgyer ご意見・ご質問 ⇒ http://ch.nicovideo.jp/macgyer/letter2015 年12月5日収録

http://www.nicovideo.jp/watch/so27762343