米マンハッタン島に匹敵する面積の海面に浮かんだ膨大な量の軽石が死滅危機に晒されているグレートバリアリーフを再生させる助けになるかもしれないと、専門家は期待を寄せている。 今年8月、南太平洋を航海していた夫婦がこれらの軽石を発見した。専門家は海底火山の噴火が軽石の形成原因だと見ている。現在軽石がオーストラリアの北東海岸に向かって漂流を続けている。 軽石は海洋生物の巣の役割を果たす。大量の軽石がオーストラリアに漂着すれば、軽石にすみ着いた海洋生物もそこにたどり着き、グレートバリアリーフに新たな希望をもたらすことができると見られている。