ウクライナの国際空港で撃墜事件の犠牲者全員を追悼

ウクライナの国際空港で撃墜事件の犠牲者全員を追悼

ウクライナの首都キエフにあるボルィースピリ国際空港では、ウクライナ機撃墜事件で犠牲になった搭乗者全員に祈りを捧げるために、市民らが花束を持ち寄り次々とロウソクを灯した。 8日、イランの首都テヘランにあるイマーム・ホメイニ国際空港から、ウクライナの首都キエフにあるボルィースピリ国際空港に向かっていたウクライナ国際航空752便が、離陸直後に墜落し乗員乗客176人全員が死亡した。 イラン国営テレビは11日、誤って撃墜したことを認める軍当局の声明を発表。意図せず撃墜した「人為的なミス」で、イランの防衛システムが同機を敵と誤認したと表明した。 イランのハッサン・ローハニ大統領は11日、ウクライナのヴォロディーミル・ゼレンスキー大統領と電話で会談し、ウクライナ機撃墜に対してお詫びの意を表し、原因を突き止め責任を負う意向を示した。ウクライナの専門家チームにも法的及び技術的に必要なすべての支援を提供すると保証した。 ゼレンスキー大統領はその後、ツイッターに「撃墜と認めたのは正しい方向への一歩だ」と投稿した。 ウクライナは現在、捜査のため50人近くの専門家を墜落現場に派遣している。

http://www.nicovideo.jp/watch/so36223422