コロナと空気と日本軍~あらためて『「空気」の研究』を読む 『笹幸恵の軍事トリビア』#45

コロナと空気と日本軍~あらためて『「空気」の研究』を読む 『笹幸恵の軍事トリビア』#45

新型コロナウイルスをめぐって、日本中が異様な「空気」に支配されている。自粛すること、家にいることこそが正義と疑いなく信じ込まれ、異論が言えない。レジャーに外出する人、営業中のパチンコ店などは、人々が通報し、つるし上げる。データに基づいて「コロナはインフルエンザと大差ない」と言っても、感情的な反発を生むだけで、聞き入れられない。とにかく、この空気に逆らう者は「非国民」! という状態。これではまるで戦時中と変わらない。戦前も戦後も変わらない、日本人が逆らえない「空気」の正体は何か?ここで改めて山本七平の名著『「空気」の研究』を読んでみよう。そこに書かれていたことは、まるで今起きていることを観察して、分析したような内容だった!

http://www.nicovideo.jp/watch/so36770744