なぜ人は映画を早送りで観るようになったのか|稲田豊史

なぜ人は映画を早送りで観るようになったのか|稲田豊史

NetflixやAmazon Prime Videoをはじめとする定額制動画配信サービスが定着し、膨大な映像作品を享受できるようになった一方で、急速に蔓延しているのが倍速視聴や「ファスト映画」などの時短志向の視聴習慣。はたしてそれは、きちんと「作品」を味わったと言えるのか──? 執筆した一連のネット記事が大きな話題となったライター・稲田豊史さんの新著『映画を早送りで観る人たち』を問題提起として、その功罪と豊かなコンテンツとの付き合い方について、じっくりと考えてゆきます。 ▼出演 稲田豊史(ライター、コラムニスト、編集者) 宇野常寛(評論家・PLANETS編集長) ▼日時2022年5月10日(火)ハッシュタグは #遅いインターネット会議▼遅いインターネット会議とは?PLANETS編集長・宇野常寛が提唱する「遅いインターネット」計画の一貫として、政治からサブカルチャーまで、ビジネスからアートまで、さまざまな分野の講師を招き参加者と共に考える場を構築していきます。新聞やテレビといったオールドメディアは物足りない、しかし今日の「速すぎる」インターネットの空疎さにも付き合いきれない。こうした読者の方へ、よりアクティブな学びを提供し、自由な問題設定と多角的な思考を共有することが目的です。そのために日常の中に少しだけ、しかし確実に世の中とは近過ぎない、しかし離れすぎない中距離を置いた思考の場を用意しました。ぜひ予定を空けて、自分の世界を少しずつ広げることに挑戦してください。

http://www.nicovideo.jp/watch/so40459182