「14本あった大木が1本に」 除草剤成分の有無は?~ビッグモーター店舗前の土を福岡県が調査

「14本あった大木が1本に」 除草剤成分の有無は?~ビッグモーター店舗前の土を福岡県が調査

中古車販売大手「ビッグモーター」をめぐる問題。国土交通省による全国一斉のに立ち入り検査では、福岡の店舗にも九州運輸局の職員が訪れ従業員に聞き取りを行っています。また、店舗前の街路樹や植栽が枯れているのが確認されたことを受け、福岡県は土壌調査を実施しました。RKB田尻貴博記者「午前9時、九州運輸局の職員がビッグモーターの店舗に立ち入り検査に入ります」福岡市西区の「ビッグモーター西福岡店」では、28日、九州運輸局の職員2人が検査に入りました。ビッグモーターをめぐっては車にわざと傷をつけるなどして、保険金を不正に水増し請求していたことが明らかとなっています。九州運輸局は、福岡県内の6店舗と長崎、熊本、鹿児島の店舗で従業員に聞き取りを行い車の整備に関して道路運送車両法に違反する行為がなかったか調査を進めています。◆街路樹や植栽枯れ 福岡県も土壌調査一方、ビッグモーターでは全国の店舗の周辺で公道の街路樹や植栽が枯れているのが確認されています。RKB浅上旺太郎記者「ビッグモーターの前です。植樹帯にツツジが植わっていますが、あるところを境に土がむき出しになっています。他の店との境界に目をやりますとツツジが生えていることも分かります」◆2013年に確認できた植栽が消えた?!グーグルマップの「ストリートビュー」を見ると、北九州市小倉北区の店舗前では2013年にはあった植栽が、2021年にはなくなっています。一方、春日市の店舗前は。2015年には、緑の葉が生い茂っていた街路樹。それが2年後には枯れていて、その翌年には伐採されたのか、なくなっています。RKB小松勝記者「春日市の店舗では午前10時半から県による土壌調査が行われています」◆土壌調査の結果は約1か月後に判明この問題を受け28日、春日市の店舗前では、県の委託を受けた作業員が枯れているツツジの周りの土を採取しました。県によりますとこの店舗の前には、2002年3メートル以上の高さがある街路樹が14本ありましたが、現在は1本のみとなっています。県は、土を持ち帰って除草剤の成分などが含まれていないか調べる方針です。福岡県那珂県土整備事務所境幸広 副所長「本数が少ないし、雑草等も生えていないので、ほかの植樹帯とは違うのかなと思っています。除草剤成分が検出された場合は、県の本庁とも協議して対応を検討したい」県などによりますと、福岡県内の4店舗と佐賀市の店舗の前で街路樹や植栽が枯れたりなくなったりしているのが確認されていて、自治体が関連を調べています。オリジナル記事を読む https://rkb.jp/contents/202307/202307287213/

http://www.nicovideo.jp/watch/so42541361