朝の食卓を囲んでいる母、みかん、ユズヒコ。最後のおかずになったソーセージに、姉弟の箸が同時に出る。最後の一本に躊躇するユズヒコを尻目に、さっさとつまむみかん。『情けは人の為ならず』とコトワザがあるように、譲ってくれと言うユズヒコ。でも情けは人のためにならないんだから譲っちゃダメなハズと言うみかん。意味を逆に取っていると指摘されても、みかんは信じない。母に確認しようにも、当然母は知らないのだった。/夜、洗い物と格闘している母。ごしごしっと力をこめて洗っていると、鼻の頭に泡がっ。風呂上り、バスタオルひとつのみかんが近づく。おもむろに冷蔵庫をあけ、「ぷはーーーーっ」っとばかりにコップに牛乳をつぎ、飲み干す。と、母はその様子をみて一言、「ひとこと、いいなさいっ」母:渡辺久美子/みかん:折笠富美子/ユズヒコ:阪口大助/父:緒方賢一監督:やすみ哲夫/シリーズ構成:高橋ナツコ/作画監督:大武正枝/美術監督:天水 勝 (スタジオユニ)/色彩設計:野中幸子/撮影監督:箭内光一(ライトフット)/音響監督:大熊 昭(AUDIO PLANNING U)©けらえいこ/シンエイ so44320230 ←前話|次話→ so44320222 第一話→ so44320297