2024年12月8日の日の入り後、土星食が起こります。月が土星を隠す天文現象です。土星は、ほぼ半月となった月の暗い側から隠され、明るい側から再び現れます。今回の土星食が見られるのは、日本列島の南東側の地域です。食にならない地域では、月と土星が接近する様子が見られます。このように場所によって見え方が異なるのも特徴です。土星はとても明るい天体のため、隠されていく様子は肉眼でも観察できるでしょう。一方、再び現れるのは月の明るい側なので、肉眼では見えづらいかもしれません。双眼鏡や望遠鏡を使うと観察しやすくなります。土星は太陽系の惑星なので、比較的地球から近い天体です。他の恒星はとても遠く、小さな点に見えますが、土星は見かけの大きさがあります。そのため、隠れるのも現れるのも時間がかかります。遠くの恒星の場合は、一瞬です。実際に目で見てもらうのが一番ですが、「天候が悪くて見られない」などの場合、ライブ配信で楽しむのも良いでしょう。国立天文台でもニコニコ生放送を行う予定です。12月8日は土星食を楽しみましょう!▶土星食を生放送(ニコニコサイエンス) https://live.nicovideo.jp/watch/lv346453347 ▶ほしぞら情報トピックス「土星食」 https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/12-topics02.html ▶暦計算室「惑星食各地予報」 https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/occulx_p.cgi