「失われた30年」とも言われる日本経済の長期低迷。その意外な“真犯人”は、私たち日本人自身の「意地悪さ」かもしれない。 大阪大学から発表されたこの衝撃的な研究が、いま注目を集めている。 なぜ、成功者を妬み、足を引っ張る国民性が、経済の停滞を招くのか? その根深い構造と、日本社会への影響を掘り下げてみよう。「日本経済低迷の元凶は日本人の意地悪さではないか」という研究が大阪大学から発表され、注目を集めている。 たしかに、日本社会には成功者に対する嫉妬や妬みの感情が非常に強く存在している。これは他国と比較すると特に顕著な特徴だろう。 例えば、アメリカ。アメリカでは、今、不思議な現象が起きている。トランプ大統領は、言わずとしれた大富豪だ。その支持者には経済的に恵まれず、民主党政権に対して不満を持っていた層が多い。にもかかわらず、彼らは大富豪であるトランプ大統領を熱心に支持しているのだ。 日本的な感覚で考えれば、トランプ大統領のような成功者は真っ先に嫉妬などの標的となるだろう。とても選挙で直接選ばれるようなことはない。だが、アメリカではそうなっていない。 対照的に、日本では「成功している人は何か裏で悪いことをしているに違いない」という考え方が広まっている。 そして、少しでもスキャンダルめいたことがあれば、それが違法ではなかったり、憶測の範囲であっても、すぐに引きずり下ろそうとする。いわゆる「文春的なメンタリティ」が国民の中にずいぶんと浸透している。(続く)