webゲンロンに、イベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。「『保守』と『リベラル』、どこから来て、どこへ向かう?」 https://webgenron.com/articles/article20230626_01/ 【開催時のイベント概要】政治学者の宇野重規さんによる近刊『日本の保守とリベラル──思考の座標軸を立て直す』(中公選書)をめぐるトークイベントを開催いたします。保守とリベラルのあり方について、宇野さんにゲンロン代表でロシア文学者の上田洋子が伺います。「保守」や「リベラル」は、現在ではメディアやSNSでひとの政治信条を表す言葉として気軽に用いられています。それどころか、この二つの信条が先鋭化して対立するようになっており、攻撃的な文脈でも用いられるようになりました。しかし、本来「保守」と「リベラル」は対義語ではなかったと宇野さんは言います。むしろ、「保守」の対義語は「革新」や「急進」であり、「リベラル」の対となるのは「権威主義」や「不寛容」のはずである。だから、本来は対立しないどころか、両立さえするはずで、「保守リベラル」という立場だって存在するというのです。保守とリベラルは、本当に対立しないのでしょうか。宇野さんは『日本の保守とリベラル』で、これらの用語が日本で独自に解釈され、変化を遂げてきた様子を追っています。実はロシアでも日本と同様に、欧米を源流とする政治や思想の概念が独自の発展を遂げてきました。しかし現在、ロシアのリベラルは戦争に反対しているがゆえに、国家の敵と認定されて、苦境に立たされています。ウクライナ戦争を機に、世界秩序や政治に関する議論が高まっているいま、「保守」や「リベラル」はどこへ向かうのでしょうか。民主主義の重要性を訴え続けてきた宇野さんに、じっくりお話を伺えたらと思います。(上田洋子)なお、5月25日(木)には関連企画として、宇野重規さん、昨年みすず書房から『デモクラシーの現在地──アメリカの断層から』を刊行された朝日新聞記者の青山直篤さん、ゲンロンの東浩紀による鼎談を開催予定です( https://genron-cafe.jp/event/20230525/ )。どうぞご期待ください。宇野重規『日本の保守とリベラル──思考の座標軸を立て直す』(中公選書) https://amzn.to/42MJ2tw 保守とリベラルは本当に対立しないのか – ゲンロンカフェ https://genron-cafe.jp/event/20230426/