今週の深掘りテーマは、「大学入学共通テストでAIが高得点を叩き出した」というニュースである。ニュースによれば、OpenAIのAIは9科目で満点、得点率は97%に達したという。このニュースは単なる「AIの進化がすごい」で終わらせてはいけない。むしろ、日本の大学入試制度そのものをどう考えるか、という問いを突きつけている。日本の大学入試は、大きく分けて「大学入学共通テスト」と「二次試験」という二段階構造になっている。共通テストで一定の点数を取り、足切りをクリアしたうえで、各大学の二次試験に進むという仕組みだ。多くの人にとって、この形は当たり前のものとして受け止められているだろう。しかし、ここで立ち止まって考える必要がある。(続く)