二度のミレニアムをやり過ごして、暦は26年を積み増した街も人も摩耗して、笑い方なんてとっくに忘れ去られた人は顔ではなくアイコンを見て喋り、言葉は既読の影で消える雨の代わりにネオン光が降りそそぐ、ここは超都会オカヤマ――ハヤシバラシティ雑居ビルの狭間に、小さな灯だけが息をする隠れ家バルが存在する「Madder」天然木の扉の向こうでは、カンサイ弁を喋る美人マスターが癒しの時間を刻んでくれる人々はひとときの暖かさを求めて、今日もそこへ集うのであった---- ---- ----茜ちゃんと呑みたいだけの人生だった今夜はKAVALANいかがでしょBGM:朝露の小庭(MusMus: https://musmus.main.jp )