有名チョコレートブランド「キャドバリー」が、静かに成分を大幅変更していたことが明らかになりました。本来の風味を生み出すカカオバターが、パーム油など6種類の安価な植物油脂に置き換えられ、ポリグリセロールという乳化剤でロウっぽい食感をごまかし、石油由来の人工バニラで風味を調整しています。この処方ではEUをはじめ27か国で、もはや「本物のチョコレート」と認定されなくなっています。さらに次の段階として、イスラエルのバイオテク企業セレスト・バイオが、バイオリアクターでカカオ細胞を培養する技術を開発中です。 オレオやキャドバリー、トブラローンを傘下に持つモンデリーズはすでに数百万ドルを投資し、2027年の商業展開を目指しています。表向きの理由は「気候変動による供給不安の回避」「コスト削減」ですが、西アフリカの小規模農家が担ってきたカカオ農場を企業がラボに置き換えようとしている、とも言えます。培養肉と全く同じ道筋です。食料の「工場化」がどこまで進むのか、これから生まれてくる子供たちの未来がとても心配になりますね…。視聴者に食の変化と企業の動きを考えるきっかけを与える内容です。