五月のブルームーンをベランダから見る青年と鬼をイメージしたボーイズラブ風の曲。今回の鬼いさんは土鬼ジン[Verse 1]五月の終わり ブルームーンが昇る明るい光なのに どこか小さく見えた夜風に混じる サイレンみたいな室外機の音駐車場にはぽつりぽつり 空いた場所が残るまだ帰れない誰かの部屋に遅い時間の灯りが揺れている遠くのマンションの窓越しにドラマとバラエティーが流れていた[Bridge 1]狼の遠吠えも聞こえない梟の声も届かない静かな街の呼吸だけが夜更けをゆっくり刻んでいる[Chorus 1]今日という日がほどけてゆく月の光に背中を預けて誰にも知られない思いを抱え僕はただ空を見上げている零時へ向かう針の音が見えない未来を連れてくる終わりと始まりの境目で明日を静かに待っている[Verse 2]ブルームーンは少し高くなり街並みを淡く照らしている冷めたアスファルトの匂いと遅く走る車のテールランプ仕事を続ける誰かの窓に疲れた影が映っていた眠らない夜の片隅でそれぞれの時間が流れてゆく[Bridge 2]賑やかな声は遠くなってテレビの明かりだけが揺れる何気ない景色の中に今日だけの物語がある[Chorus 2]今日という日が消えてゆく月は変わらずそこにあるのに少しだけ違う明日が来ると胸の奥でわかっている夜の終わりの静けさが新しい朝を呼んでいるブルームーンの白い光へ僕はそっと歩き出す[Chorus Outro]今日が終わり 明日が始まる誰かの夢も 誰かの仕事も眠る街を包みながら五月の月は空に浮かぶ小さく見えても確かにそこに変わらず夜を照らしているブルームーンの下で僕は明日へ続く道を見ている。