今回は、Barry J. Zimmermanの論文“Becoming a Self-Regulated Learner: An Overview”をもとに、「自己調整学習」について解説しました。自己調整学習とは、単に一人で学習することではありません。学習者が目標を立て、方法を選び、進み具合を確かめ、結果を振り返りながら、次の学習方法を改善していくプロセスです。Zimmermanは、このプロセスを「予見段階」「遂行段階」「自己省察段階」の三つの循環として示しています。自己調整学習は、生まれつきの性格ではなく、教師や仲間による指導や手本を通して身に付けることができます。