今回は、MishraとKoehlerによる論文“Technological Pedagogical Content Knowledge: A Framework for Teacher Knowledge”をもとに、TPACKについて解説しました。TPACKとは、教師がICTを授業へ効果的に統合するために必要な、内容・教授・技術に関する複合的な知識の枠組みです。単に端末やアプリの操作方法を知っているだけでは、ICTを用いた質の高い授業を実現することはできません。教える内容、子どもの理解やつまずき、学習活動、利用する技術の可能性と制約を関連付けて考えることが重要です。MishraとKoehlerは、教師が実際の教育上の課題に取り組み、教材や授業を設計する過程で、内容・教授・技術の関係を学ぶ「Learning Technology by Design」を提案しています。