人種や宗教を超えて、魂の救済や癒やし、平和を祈る世界共通の歌 作詞者は18世紀のイギリス人牧師、ジョン・ニュートンです。彼は若い頃に奴隷貿易に携わり、多くの人々をアフリカから過酷な環境下でアメリカ大陸へ運ぶことで利益を得ていました。しかし22歳の時、乗っていた船が嵐で沈没の危機に瀕し、初めて真剣に神に祈りを捧げて奇跡的に生還しました。この九死に一生を得た体験と、「こんな罪深い自分でも神は赦してくれた」という深い感謝が、この曲を生むきっかけとなりました。その後、アメリカに渡ったこの曲は、過酷な差別に耐えていた黒人奴隷たちの間で「私たちのような哀れな者でも救われる」と希望の歌として歌い継がれました。現在では人種や宗教を超えて、魂の救済や癒やし、平和を祈る世界共通の歌として親しまれています。