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中共は「人類運命共同体」を構築し、独裁、貧困、混乱、死を世界に輸出
10月11日、中国の国営メディアは、第3回「一帯一路」国際協力フォーラムが10月17から北京で開催され、習近平国家主席が開幕式に出席して基調演説を行うと報じました。メディアの報道によりますと、ロシアのプーチン大統領とセルビアのブチッチ大統領が参加を表明しました。
#国際協力フォーラム
#一帯一路
#習近平演説
中共が唱える、いわゆる「人類運命共同体」の本質
中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席による人類運命共同体構築理念の提唱から10周年に当たり、「手を携えて人類運命共同体を構築白書」が26日発表されました。
裏裏切りと陰謀の中国共産党建党100年秘史 習近平 父を破滅させた鄧小平への復讐 2021/3 遠藤誉 (著) 【アラ還・読書中毒】父親、習仲勲は立派な指導者だった、鄧小平はライバルを陰謀で次々と葬っ
主役は習チュウクン、金平の父親
毛沢東に可愛がられた。
地方から中央に出る。
スターリンは毛沢東を馬鹿にしていた。
習仲勲は、少数民族の人権も考える仁のリーダーだったが、
失脚させられる。
近平政権はその復讐を果たそうとしている。
しかし、 異民族に厳しい、言論の自由を認めない
専制的な政治を実現
父親の政策と真逆をやっている、
これが彼の弱点。
部小平が生きているうちは目立たないように
生きていけ。
地方で、農民と同じ生活を長くした。
だこから共産党は立ち上がるのだ。
父子とも
日本を危険と見ている。
【感想]
副島騰彦の中国本で出てくる話とあまりに違ったが
それがまた面白かった。
部小平はいい人で習近平に
3つ先のリーダ ーにするから
それまで敵方(江沢民)ににらまれないよう
気を付けろ、と言い残して
亡くなった。
中国を豊かにしたリーダーだと。
本書ではその逆扱い。
ただ、副島本は、この本を参考文献として
上げていた。
現在の習近平政権の評価も逆。
遠藤氏は批判的
副島氏は肯定的
まえがき
西北革命根拠地を気付いた中に
習仲熱がいた。
先輩、高こう
謀反の濡れ表で自殺
小說、劉志丹(西北革命根拠地を気付いた英雄)
高こうの名警回復を図っているといって、
習仲勲が失脚16年の獄中生活
華国鋒を部小平が引きずりおろす
毛沢東への先祖がえり
習近平は
父親の敵を討つか、一党支配体制を維持するか?
の選択を追らせ、常に支配体制を優先してきた。
【日本の関わり】
天安門事件のとき
西側から経済制裁を受けたが、
日本は緩かった。
日本住除一城际,大の城制共产学风会线法动
現在の日本も一帯一路に協力していく姿勢。
中国が世界覇権国になるのを手伝っている。
習仲勲のような人間がトップに立てない
のが中国。
人類運命共同体、と言う言葉。
1947年、著者家族は
長春:食糧封鎖
餓死者続出、兄、弟..脱出
毛沢東:長春を市場たらしめよ。
タイミングを自ら進んでつぶし。
中国大学入試の小論文に習近平の名言が初登場、文化大革命再来か
先日行われた中国の大学入試の国語の小論文問題の中に、「他人の灯を消しても自分は明るくならない」「一輪だけでは春ではない」など、中国の習近平主席の2つの名言を引用して、受験生に自分の考えを書かせるという問題がありました。
問題では、この2つの文章が「普遍的な真理を生き生きとした想像力豊かな言葉で語る習近平総書記の演説」であることを強調しています。
公開情報によると、第1パラグラフは今年3月に北京で開催された「中国共産党と世界の政党とのハイレベル対話」で習近平氏が行った講演、第2パラグラフは2014年3月にユネスコで習氏が行った講演からということです。 過去には、どちらの発言も、中国が「人類運命共同体の構築」を提唱していると解釈されていました。
近年、中国の宣伝部門は習近平の礼賛を強めています。 早くも2018年には、一部のテレビ局が習近平氏の思想に関するバラエティ番組を開始しています。 習近平思想」をテーマにした教育活動も各地で開始され、いくつかの大学では習近平思想の研究センターが設置されています。
中国大学入試の小論文に習近平の名言が初登場
先日行われた中国の大学入試の国語の小論文問題の中に、「他人の灯を消しても自分は明るくならない」「一輪だけでは春ではない」など、中国の習近平主席の2つの名言を引用して、受験生に自分の考えを書かせるという問題がありました。
問題では、この2つの文章が「普遍的な真理を生き生きとした想像力豊かな言葉で語る習近平総書記の演説」であることを強調しています。
公開情報によると、第1パラグラフは今年3月に北京で開催された「中国共産党と世界の政党とのハイレベル対話」で習近平氏が行った講演、第2パラグラフは2014年3月にユネスコで習氏が行った講演からということです。 過去には、どちらの発言も、中国が「人類運命共同体の構築」を提唱していると解釈されていました。
近年、中国の宣伝部門は習近平の礼賛を強めています。 早くも2018年には、一部のテレビ局が習近平氏の思想に関するバラエティ番組を開始しています。 習近平思想」をテーマにした教育活動も各地で開始され、いくつかの大学では習近平思想の研究センターが設置されています。
習近平国家主席、2022年の新年挨拶を発表
Storyline
2022年に向けて、習近平国家主席は中央広播電視総台(CMG/チャイナ・メディア・グループ)とインターネットを通じて新年の挨拶を発表した。
習主席は挨拶の中で、以下のように述べた。
2022年が近づいている。私は北京から皆さんに新年の祝福を申し上げる。
この1年を振り返ると、非常に意義深い。われわれは党と国家の歴史において一里塚的意義を持つ大事を自ら経験した。「2つの百年」の奮闘目標の歴史が交わり、われわれは社会主義現代化国家を全面的に建設する新たな道のりを開始し、中華民族の偉大な復興を実現する道を堂々と行進している。
年の初めから終わりにかけて、農村、企業、町、学校、病院、軍隊、科学研究機関など、皆さんは1年間忙しく働き、尽力し、奉仕し、収穫した。過ぎ去った時間の中で、私たちが目にし、悟った中国は粘り強く、繁栄している中国である。ここには親しみやすい人民がいて、日進月歩の発展があり、永続して受け継がれる事業がある。
7月1日、われわれは中国共産党創立百周年を盛大に祝った。天安門の城楼に立って感慨深く、歴史の道のりに風雲激動し、中国共産党は何億何万の人民を率いて、ありとあらゆる困難と危険を乗り越えても志を変えず、百年の大きな党の壮大な情景を成就した。初心を忘れず、終始心得るべし。われわれは意気軒昂とし、熱心に行動してこそ、歴史に背かず、時代に背かず、人民に背かないことができる。
第19期6中全会では、党の第3の「歴史決議」を採択した。百年の成果は人を奮い立たせ、百年の経験は人を啓発する。かつて毛主席と黄炎培先生との「窯洞対(ヤオトンでの会話)」について話したことがある。私たちは勇敢に自己革命をしてこそ、歴史の主導権を勝ち取ることができる。中華民族の偉大な復興は、決して簡単に実現するものではなく、平穏無事であっという間にできるものでもない。われわれは常に未来思考を抱え、安危を案じて戦略的不動心と忍耐力を保ち、「広大をもって精緻を尽くす」ようにしなければならない。
大国の大きさもあれば重さもある。すべてのことはあくまで千万世帯のことだ。私は地方の何か所で調査研究をし、色々な状況を見たり聞いたりして、非常に啓発されて、いろいろと考えさせられた。皆さんの家を訪ねるたびに、「何か困ったことあるか」とよく尋ねたが、父兄・郷里の言葉はすべて心がけている。
皆さんの関心事は、必ず心がけている。皆さんの望むことなら、必ず実行を移す。私も田舎から出た者だ、貧困を肌で感じていた。代々努力を続けてきた結果、以前は貧しかった人々も今は、腹いっぱい食べ、暖かい服を着るようになり、学校も住宅もあり、医療保険もあるようになった。全面的な小康社会と貧困からの脱却は、わが党の人民への回答であり、世界への貢献でもある。皆さんがより良い生活を送れるように、私たちは目の前の成績に満足してはいけない。まだまだ先は長い。
黄河流域の安全確保は中国の人々にとって千年にわたる宿願だ。 近年、私は黄河上流・中流・下流域にある9つの省・自治区に足を運んできた。黄河や長江のような「母なる川」、青い波が光る青海湖、曲がりくねった雄大なヤールンザンボ川、南水北調という画期的なプロジェクト、塞罕壩(さいかんは)造林地の「緑の地図」、雲南省を北上したり南下したりするゾウの群れ、繁殖と大移動を繰り返すチベットカモシカなどなど。これらすべてが「人間が自然を大事にすれば、自然も人間を守ってくれる」ということを物語っている。
この1年間に誕生したたくさんの「中国の声」「中国の瞬間」「中国の物語」はまだ記憶に新しい。「党よ安心して、国を強くするために私はここにいる」という青春の誓い、「澄んだ愛、ただ中国のために」という心からの告白、「祝融」による火星探査、「羲和」による太陽探査、「天和」による宇宙の旅、情熱と勇気に溢れるアスリートたち、全国で展開されてきたパンデミックとの戦い、互いに支持し合い、家の再建に励む被災者たち、軍の強化と国を守る決意を示す人民解放軍と武装警察部隊の将兵たち......数え切れないほどの平凡な英雄たちが奮闘してきたことで、新しい時代に中国が力強く進むような激流がどんどん形成されていくのだ。
祖国は一貫して香港、マカオの繁栄と安定を気にかけてきた。心を合わせて助け合い、共に努力してこそ、「一国二制度」は安定的に遠くまで進むことができるのだ。祖国の完全なる統一の実現は、両岸同胞の共通の願いだ。すべての中華民族の人々が手を携えて前進し、中華民族の美しい未来を共に築くことを心から願っている。
私が海外の指導者や国際組織の責任者と電話やビデオを通じて話をした際に、彼らは中国の自国におけるコロナ対策と、世界の感染症対策への貢献を幾度も称賛した。中国は現在までに累計120以上の国および国際機関に20億回分の新型コロナワクチンを提供している。世界各国が風雨を共にし、団結・協力することでこそ、人類運命共同体構築の新たな一章を綴ることができるのだ。
あと1か月余りで、北京冬季五輪・パラリンピックが開幕する。より多くの人をウィンタースポーツに参加させることは、オリンピック運動のキーポイントでもある。私たちは誠意を尽くして世界のためにオリンピックの盛大な大会を捧げる。世界は中国に期待し、中国は準備を整えている。
もうすぐ新年の鐘が鳴る。われわれの3人の宇宙飛行士は広大な宇宙空間に「出張」している。海外の同胞は今も懸命に働いている。大使館・領事館、中国系企業などの海外駐在員と多くの留学生は今も勇敢に守り続けており、多くの夢追い人が奮闘して貢献している。皆様、お疲れ様だった。皆様に、新年のご挨拶を心から申し上げる。
一緒に未来へ向かおう。国と人民の安泰を祈る!
習主席「中国共産党は絶えず人類運命共同体の構築を推進」【字幕付き】
Storyline
中国共産党創立100周年の祝賀大会が1日、北京の天安門広場で盛大に開催された。習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は重要演説を行い「党は人類共通の未来と運命に関心を持っており、全世界の進歩的な勢力と共に前進する」と述べ、中国共産党が引き続き人類運命共同体の構築を推進すると表明した。
<習主席>
「歴史を鑑として未来を切り開くには、人類運命共同体の構築を絶えず推進しなければならない。平和、和睦、調和は、この5000年来、中華民族が絶えず求め続け受け継いできた理念であり、中華民族には、侵略者として暴君ぶりを発揮し覇権を称える血筋はない」
また習主席は「新たな征途において、我々は引き続き平和、発展、協力、互恵ウィン・ウィンの旗を掲げ、独立した自主的な平和外交政策を実施し、平和的発展の道を歩むことを堅持する」と示した。
<習主席>
「中国共産党は引き続き、世界すべての平和を愛する国と人民と共に、平和、発展、公平、正義、民主、自由という全人類の共通した価値を発揚し、協力を堅持し対抗を行わず、閉鎖でなく開放を堅持し、互恵ウィンウィンを堅持しゼロサムゲームを行わず、覇権主義と強権政治に反対し、歴史の歯車を推し進め、明るい目標に向って前進する。中国人民は正義を尊び、暴力を恐れない人民であり、中華民族は強い民族的誇りと自信を持つ民族である。中国人民はこれまでに他国の人民を虐げ、抑圧し、奴隷化したことはないし、過去も現在も将来にも起こることはない」
<習主席>
「同時に、中国人民はいかなる外部勢力がわれわれを虐げ、抑圧し、奴隷化することも絶対に許さない。そのようなことを妄想する者は、14億人あまりの中国人民が血と肉で築き上げた鋼鉄の長城の前で、必ずや打ちのめされることになる」
中国共産党は1921年7月下旬、。結党時の党員50人を代表する12人が、上海で密かに第1回中共全国代表大会を開催し成立した。後に、7月1日は中国共産党の成立記念日となった。
100年の歴史を持つ世界最大の与党である中国共産党。中共中央委員会組織部が30日に発表した最新の党内統計によると、党員数は6月5日時点で9514万8000人にのぼる。
5.「平语近人-習主席の好きな典故-境界のない大海原で、風に任せ帆を上げよう(浩渺行無極,揚帆但信風)」【字幕付き】
Storyline
習近平国家主席は2013年11月、バリで開催されたAPEC・CEOサミットにて唐詩を引用して演説を行い、開放こそが成長と富をもたらすとの信念に基づき、中国と世界各国に対して協力を拡大し、人類運命共同体を構築するよう呼びかけた。
習主席は、「中国は太平洋両岸を結ぶ全当事者に恩恵をもたらす地域協力の枠組み構築に力を入れる。太平洋は自然の障壁がなく広大だ。人為的な障壁を設置してはならない。『浩渺行無極,揚帆但信風(境界のない大海原で、風に任せ帆を上げよう)』」と述べた。
「浩渺行無極,揚帆但信風」は晩唐の詩人、馬戴の五言律詩「送朴山人帰新羅」から引用されたもので、「遠方の友人との再会を妨げる地理的制約がない」ことを意味している。現在の中国では、この言葉に新たな意味が加えられた。
習主席は2012年に中国共産党中央総書記となった直後、広東省を訪れた。習主席はまず最初に、国家改革開放の最前線である「深セン前海深港現代服務業合作区」で新時代における更なる改革開放を呼びかけた。
2018年10月24日の中国改革開放40周年記念大会で、習主席は再び前海区を訪れた。
<習主席>
「(改革開放からの)40年間、いかに速く物事が発展し変化したのかを我々は目撃した。期待された通りだが、経験するとやはり嬉しい」
1978年の改革開放政策がもたらした大きな変化は、「開放こそが成長と富をもたらす」という信念の偉大な力を示している。この政策のもとで、中国は農業を中心とした国から世界第2位の経済体へと変化した。
2020年、中国の貨物輸出入総額は前年比1.9%増の32兆1600億元(約4兆9700億ドル)に達し、過去最高を更新した。世界の出荷量が減少するなか、貨物貿易のプラス成長を実現した世界唯一の主要経済体となった。1978年の206億ドルという数値を考えれば、なおさらこれが尋常ではないことがわかる
中国は市場アクセスの拡大やビジネス環境の改善を通じて、より多くのグローバル投資家を巨大な国内市場に呼び込むよう努力してきた。
中国商務省による最近の調査によると、外資企業の96.4%が中国での経営見通しに楽観的な見方を示している。世界銀行による2020年の研究報告によると、強力な改革アジェンダのおかげで、中国は2年連続でビジネス利便性が最も改善された世界10大経済体の一つに選ばれている。同時に、2013年に「一帯一路」イニシアチブが提起されて以来、中国はすでに140カ国と31の国際機関と協力協定に調印した。
<ソーシャルメディア・インフルエンサー リー・バレット氏>
「中国は外国投資に対し、開放的な姿勢を示し続けている。中国には巨大な市場があり、現代的で自動化された方式を採用しているメーカーも多い。中国では質のより高い製品が製造できるだけでなく、中国市場への参入や低コストでの生産推進もできる」
<ソーシャルメディア・インフルエンサー リー・バレット氏>
「国々が協力すれば、一般の人々は恩恵を受けることになるだろう。しかし今、アメリカは閉鎖的な方向に進んでいる。それは国民の利益にはならないことだと思う。ファーウェイの米国での実情は見ての通りだ。米国人はファーウェイ製品の使用を妨害されている。米政府が競争を恐れるあまり、人々は最先端技術を使うことが出来ない」
リー・バレット氏の意見は中国以外のビジネス関係者にも認められている。
<米国人起業家 デレク・カウバーン氏>
「実際に中国に来て自分の目で見ると、中国は多くの分野でリーダーだとわかる。さらに非常に謙虚な姿勢でリーダーシップを発揮し、外国に支援を提供して機会を広げている。こうしたことを行うには時間がかかる」
<シンガポール人経営者 マヌエル・ピント氏>
「制限政策など全くなかった。多くの外国企業が中国に投資し、ビジネスもスムーズに展開できている。特に修理業界では、部品サプライヤーと各サービス機関が様々に連携している」
中国は「第14次五カ年規画」(2021-2025年)を通じて社会主義現代化建設の新たな征途に就くのに伴い、対外開放は依然として中国の新ロードマップのカギとなっている。新型コロナによる経済の急速な減速を乗り切り、国際協力を促進するため、今後5年間で中国市場をさらに開放することを約束し、「国内大循環を主体として、国内外の双循環が互いに促進する」という経済の新発展モデルが同規画で明らかにされている。
昨年新しく発表された3つの自由貿易区を含め、中国には現在21の自由貿易試験区がある。中国はまた、世界最大の自由貿易グループとなる地域的な包括的経済連携(RCEP)協定に署名している。
習主席はこれまで「中国の開放のドアは閉ざされることなく、ますます大きく開かれるだけだ」と約束し、グローバルな協力を強化する意向を明確に示してきた。
中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)制作による特別番組「平『語』近人——習近平氏の好きな典故」では、習近平国家主席が演説や論文、講演などで引用した中国の古典からの名言や故事を紹介する。そして中国伝統文化の奥深さとその中から国家統治の知恵を汲み取る。
CMG傘下の中国国際テレビ(CGTN)のニューメディア・プラットフォームでは、国際版の第1シーズンが6日から公開され、CMGの各オンライン・プラットフォームでは44の言語でも続々と公開されている。
国際版の第1シーズンは全9話で、「グリーン発展」「生態文明」「革新」「新型コロナとの闘い」「反腐敗対策」「教育による貧困扶助」などをテーマにしたエピソードが展開される。また、8人の外国人ゲストを招き、対話を通じて理解を共有する。
【新聞看点】習近平の深淵挨拶がトーンダウン 金正恩の手書きの年賀状と北朝鮮の政情
習近平氏は、「新年のご挨拶」の中で、再び「人類運命共同体」について言及し、「初心を永遠に忘れずに」「中華民族の偉大なる復興の実現」への願望を表明した。しかし同時に「旅は長い」こと、そして「障害を克服し、茨の道を切り開く」必要もあることも認めているようだ。習氏はまた、政協会のお茶会上でのスピーチでは、「第14次五か年規画の制定と実施」においては、「中国共産党建国100周年」を記念して、引き続き「黙々と田地を耕す老牛の精神(困難に耐え苦労をいとわない献身的な精神)」で、「逆境に立ち向かう」ことを求めた。この日の習氏の2回ものスピーチを見ていると、何かいつもの調子と違うことに気づかされる。「一帯一路」や「人類運命共同体」など、例年声高に叫ばれていたスローガンは何処へいったのだろう。
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CMG台長、海外の視聴者に2021年新年のご挨拶
2021年1月1日、中国中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の慎海雄台長はCMG傘下の国際放送とインターネットを通じて、海外の視聴者に新年の挨拶を伝えた。その全文は以下のとおり。
親愛なる友人の皆さま
人々が待ち望んだ2021年の到来です。中国の暦では、今年は旧暦の丑年にあたります。牛は人類に最も早く飼い馴らされ、かつて農耕文明に多大な功績を残した動物です。中国人は牛に対して、丈夫な体と強い力を持ち、苦労にも耐え抜くイメージを持っています。この場を借りて、皆さまの新年が幸福に満ち、牛が如く壮健に過ごせる一年となるよう、お祈りいたします。
去る2020年は極めて非凡な一年でした。この一年間で、世界はいくつもの艱難辛苦を経験し、特に突如襲い掛かった新型コロナウイルス感染症の脅威は人類社会全体をかき乱しました。中国では、習近平主席の陣頭指揮の下、挙国態勢に及ぶ絶大な努力を経ることで、感染症の予防・抑制活動が段階的な成果を収めることができました。中国はこの年に世界で唯一、経済のプラス成長を実現させた主要経済体となりました。
しかし、世界の多くの国では今も新型コロナ感染症の蔓延が続いています。私たちは、わが身の事と同様に感じながら、感染症の早期克服と全ての人々の健康を心より願っております。
メディア人として事実を報じ、真相を伝えることは我々のポリシーです。新型コロナ感染症の爆発的な流行の初期においては、私たちの放送局の同僚たち2000人余りが中国の感染症対策の第一線へと駆けつけました。感染者病棟「レッドエリア」からの現場リポートや、マルチリンガル・ドキュメンタリー『感染症に立ち向かう日々』(原題:同心戦“疫”)などを通して、客観的な角度から中国の感染症対策の実情をタイムリーに全世界に伝えました。
我々が発起人となりスタートさせた番組『世界感染症診察室』(原題:全球疫情会診室)は、多くの国々の医療関係者らを招き、中国の医療関係者の第一線における感染症対策の経験を共有しました。さらに、国際的権威を持つ医学誌『ランセット』のホートン編集長と、ケンブリッジ大学の新型コロナ変異種報告の筆頭であるフォースター博士に対する独占インタビューを行い、科学的事実を用いることで、感染症に関する様々なデマを一掃しました。
去る2020年は人々の真心を再確認できた年でもありました。今から900年前の北宋時代の哲学者である張載は「貧賤(ひんせん)憂戚(ゆうせき)は庸(もっ)て汝(なんじ)を玉(たま)とし成(な)さん」――つまり、「人生の不遇は自分自身を磨き上げ、成功へと導いてくれる試練だ」と説きました。国も人と同じでしょう。艱難辛苦を嘗め尽くす中で、私たちは温かさと優しさを知り、人類運命共同体の真髄をいっそう実感できました。このような経験を通して、私たちは感染症という人類共通の試練を前にして、手を携えて立ち向かうことでこそ難関を乗り越えられるのだと、より深く理解できました。
コロナ禍の影響で、対面での交流こそ阻まれましたが、私たちの心の距離は縮まっています。この1年間、私は全ロシア国営テレビ・ラジオ放送会社(VGTRK)、ロシア新聞、BBC、CNN、AP通信、ロイター通信、AFP通信、日本放送協会(NHK)、イタリア放送協会(RAI)、欧州放送連合(EBU)など、国際メディア機関の責任者や多くの国の中国駐在大使などと300回近くの親書交換を行い、互いに挨拶を交わすとともに、責任感の提起や共通認識を確認し合いました。また、CMGは欧州やラテンアメリカ地域諸国の100以上のメディア機関と、「クラウドフォーラム」のプラットフォームを通じて協力について話し合い、感染症対策に共同で取り組みました。多くのメディアとの協力メカニズムを立ち上げ、『歴史の軌跡』(原題:歴史的軌跡)や『中国の宝物』(原題:中国的宝藏)といった番組の共同制作企画を実施し、感染症による影響を受けた人々に文化の力を届けました。
コロナ禍と同様、人類にとっての難病と言えるのが、「貧困」です。習近平主席が指摘したように、貧困を無くすことは古くから人類が追い求めていた理想であり、幸せな暮らしを追及する各国の人々の基本的権利です。中国は昨年、全面的な脱貧困を実現させました。8年間の奮闘を経て1億人の貧困脱出を成し遂げた中国は、人類の脱貧困史上の奇跡を作り上げました。
この歴史的な事業を記録する者として、私たちは全世界に向けて、中米共同制作のマルチリンガル・ドキュメンタリー『中国の貧困脱出堅塁攻略』(原題:中国脱貧攻堅)を放送・配信し、特別番組『全世界行動イニシアチブ2020~脱貧困』(原題:全球行動倡議2020――脱貧)など一連の番組を企画・制作しました。中国の村々の、そして一人ひとりの貧困脱出のストーリーを通じて、今まさに脱貧困事業に励んでいる国や人々に有益な参考事例を提供できればと考えております。
私たちはメディアの責任を全うすると同時に、引き続き「国際的に一流の新型主流メディア」という目標に向かって、インターネット社会におけるマルチメディア建設の在り方を探っています。「5G+4K/8K+AI」という先端技術の支えによって、月探査機「嫦娥五号」の月面土壌サンプル採取や有人潜水艇「奮闘者」号の深さ1万メートル以上の潜水記録達成といった科学活動をみごとに生中継しました。第3回中国国際輸入博覧会の期間中には、大型ライブコマースイベントを実施することで、欧州商品の中国市場における販路拡大にビッグチャンスをもたらしました。
「真相はメディアの命」――これは私が常々思っていることです。信頼できる記事、権威性のある情報は、メディアの責任と素養の表れです。しかし残念なことに、一部のメディアの中国に関する報道では、公正さが偏見に塗り潰され、事実が偽りの情報に捻じ曲げられてしまいました。感染症対策や香港特別行政区、新疆ウイグル自治区などに関する報道の中に、このようなでたらめな論調や空想に基づく話が蔓延っています。そのような問題を抱えた報道に私たちはタイムリーに反応し、真相を明らかにしました。異なる観点というものは存在するでしょう。しかし、真相はただ一つです。この新しい一年において、全世界のメディア人は国際社会の世論におけるデマを可能な限り無くしていく責任を担うべきではありませんか。
欧州には「正直者には友達が多い」という言葉があります。CMGは今年も引き続き国際主流メディアとしての責任を全うし、客観的かつ公正な立場をもって、全世界に向けて事実と真相を伝え、正義の声を唱え、文明の魅力を語ることに努めていきます。
2021年は中国共産党の結成100周年にあたります。100年前の結成時には13人だった党員が、今や9000万人を超えています。中国の平和的な振興をリードしてきた中国共産党の成功の秘訣はどこにあるのか? 14億もの中国人がこの100年の歴史を持つ政党を擁護する理由はどこにあるのか? 今年の報道ではこうした内容を重点的に取り上げて、皆さまに解説していきます。私たちは常に向上心を持ちながら、プロフェッショナルの精神を貫き、中国と世界に対する報道を全面的かつ客観的に扱い、より多くのハイクオリティなコンテンツ作りに励んでいきます。
新年の日差しはちょうどよい頃を迎えています。この丑年に、皆さまがいつも幸運に恵まれるよう、改めて心よりお祈りいたします。
習近平国家主席、2021年の新年挨拶を発表
新年を前に、習近平国家主席は中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)とインターネットを通して、2021年新年のあいさつを発表した。全文は以下の通り。
同志の皆さん、友人の皆さん
2021年の足音が近づく中、ここ北京から新年に向けた祝福を申し上げます!
2020年は実に非凡な1年でした。突如発生した新型コロナウイルス感染症の流行を前に、私たちは人民至上と生命至上の理念をもって人類の大いなる愛を体現し、一致団結して困難に立ち向かい、感染症に辛抱強く対抗してきました。共に困難を克服する日々の中には、危地へと逆行して遠征する勇壮な姿や、根気強い不屈の守り、艱難辛苦を共にする責任感と犠牲を恐れぬ勇敢さ、互いに見守り助け合う感動もありました。白衣の天使も人民の兵士も、科学研究者も社区(コミュニティ)のスタッフも、ボランティアの人々も各種プロジェクトに携わる人々も、そして古希を迎えた高齢者から1990年代や2000年代以降に生まれた青年たちまで、多くの人々がその人生をもって使命に赴き、真摯なる愛をもって尊い命を守り、水の一滴の力を集めることで偉大な力へと変え、生命を守る金城鉄壁を構築しました。顧みることなく前進した一人一人の後ろ姿、心と手で繋げた一つ一つのリレー、深い感動を与えた一幕一幕の場面、感染症との偉大な闘いの精神を生き生きと示しました。平凡から成し遂げられた偉大な成果です。英雄は人民の中にこそいます。全ての人がみな素晴らしい!全ての感染者にお見舞いの意を表します!全ての非凡なる英雄たちに敬意を表します!私は、偉大なる祖国と人民を誇りに思い、絶えず自らを高めんとする民族精神を誇りに思います!
艱難を前に気力は現れ、錬磨を経てこそ玉は成る。私たちは感染症の影響を克服し、感染の予防・抑制における統一的計画と経済・社会発展の面で重要な成果を得ました。「第13次五カ年計画」が円満に終わり、「第14次五カ年計画」が全面的に打ち立てられました。新たな発展構造の構築が加速し、質の高い発展が深く実施されています。我が国は主要経済体の中において一足先にプラス成長を実現させ、2020年の国内総生産(GDP)は100兆元の新たな大台に上がる見込みです。食糧生産については17年連続で豊作が実現しました。火星探査機「天問1号」、月探査機「嫦娥5号」、有人潜水艇「奮闘者」号など科学探査においても重要な突破を実現させました。また、海南自由貿易港の建設が力強く展開されています。一方で、私たちは深刻な洪水災害に立ち向かい、軍と民間の多くの人々が苦難を恐れず、心を一つに洪水に対応して救助を行い、努力を通して損失を最低限に押さえ込みました。私が13の省・自治区・直轄市を視察した際に目の当たりにしたのは、皆が感染の予防・抑制措置をきめ細かく着実に実施しつつ、一刻を争って生産や操業を再開させ、革新と創造に全力で取り組み、「神州の大地」が自信、自強、柔軟さに満ち、寸刻を惜しんで取り組む生気に溢れる光景です。
2020年は、全面的な小康社会の建設において偉大かつ歴史的な成果を得て、貧困脱却の堅塁攻略戦において決定的な勝利を収めた年でした。私たちは「深刻な貧困の砦」に総攻撃を仕掛け、「最も硬い骨(最も困難な課題)」を噛み砕きました。8年を経て、現行基準における農村貧困人口1億人が全て貧困から脱却し、832の貧困県から「貧困」のレッテルが全て取り除かれました。ここ数年間で私は全国の14の広域特殊貧困地域を訪れました。村人たちの「愚公、山を移す(実直で並外れた根気強さ)」ようなやる気、多くの貧困扶助幹部らの心血を注ぐ貢献が今でも時折脳裏に浮かび上がります。私たちは青山に咬定して放松せず(立てた志をしっかりと定着させ)、地に足をつけて踏ん張り、壮大で美しい村おこしの絵巻を描きあげるよう努め、共に裕福になるという目標に向かって安定的に前進していかなければなりません。
今年、私たちは深センなどの経済特区設立40周年、上海浦東開発開放30周年を盛大に祝いました。春潮湧き起こる南海の渚、きらびやかで美しく変化に富んだ黄浦江の辺に身を置くと、万感の思いに至ります。他者に先行し、先駆けて実験を行った地域が、今や模範となり引率者となり、革新の模索はイノベーションを駆動力とする段階へと進展しました。改革開放が発展の奇跡を生み出しました。今後はより大きな気迫をもって改革を深化させ、開放を拡大し、より多くの「春の物語」を綴っていきます。
「大道は孤独にあらず、天下は一つの家である」。風雨にさらされた一年を経て、私たちはいかなる時よりも人類運命共同体の意義を深く感じています。私は国際上で新たな友人とも古き友人とも多くの対話を行い、多くのクラウド会議に出席しました。その中で最も話題に上がったのは、心を合わせて助け合い、団結して感染症に立ち向かうことです。感染症の予防・抑制の道のりは長く、その任務は重いものです。世界各国の人民が手を携えて、風雨の中を共にし、感染症という名の「暗雲」をいち早く散らせ、より美しい地球の建設に努めなければなりません。
2021年は中国共産党成立100周年に当たる年です。百年の道のりは波乱万丈で、百年にわたる初心は月日が経つにつれて新鮮に感じられます。上海の石庫門から浙江省嘉興の南湖に、一隻の小さな赤い船が人民の重任、民族の希望を乗せ、急流や早瀬を乗り越え、荒波を抜けて、中国を安定的に遠くまで導く巨大な船にまで成長しました。「千秋偉業」を胸に、百年目の風采を解き放ちます。私たちは人民を中心に、初心を忘れず、使命を心に刻み、風に乗り波を切り、帆を上げて遠方を目指すことを堅持し、中華民族の偉大なる復興を必ずや実現させます。
「二つの百年」という歴史的岐路に立ち、全面的な社会主義現代化国家建設の新たな道のりが幕を開けようとしています。道のりは長くとも、奮闘あるのみ。私たちは奮闘を通して、イバラの道を切り開き、多くの山や谷を乗り越えてきました。私たちは引き続き奮闘し、勇ましく前進し、より輝かしい未来を作り上げなければなりません!
街に明かりが灯る今この頃は、家族団らんの時でもあります。新年の到来を前に、山河が美しくあることと、国民の安泰を祈るばかりです!皆さんの新たな一年が順風満帆で、吉祥と幸福に満ちたものとなることをお祈り申し上げます!
ありがとうございました!
緊迫した米中情勢下の人類運命共同体
この映像では、ロバート・ロレンス・クーンさんは緊迫した米中情勢の下における人類運命共同体の構築について語りました。
【ウィークエンド+】8月8日(土)香港 全市民対象の無料の新型コロナ検査 臨時医療施設も増設
ピックアップ
✩ 香港 全市民対象の無料の新型コロナ検査 臨時医療施設も増設
✩ ベイルート大規模爆発 国際的な医療支援
✩ 沖縄の米軍基地で新型コロナ感染者が新たに3人増
✩ 中国固有種のハイイロネコ 一気に5匹の姿を見せる
ニュースフラッシュ
✩ 魏鳳和国防部長、米国防長官と電話会談
✩ 王外交部長「対立をあおり分裂をはかる行為に反対し、人類運命共同体を構築すべき」
✩ 王外交部長「『対中関与政策失敗論』は歴史プロセスに対する無知」
✩ 中国の7月の輸出入、プラス成長を維持
【中国ニュース】 8月7日(金)
主な内容:
・水害対策で新道具を開発
・重慶動物園 様々な暑さ対策
・人類運命共同体構築を主張
・レパノンにできる限りの援助を提供
習近平主席、AIIB年次総会の開幕式で演説
アジアインフラ投資銀行(AIIB)の第5回理事会年次総会が28日、テレビ会議形式で開幕した。中国の習近平国家主席は開幕式で挨拶を行い、「AIIBは、加盟メンバーの共同発展および人類運命共同体を促進する新しいプラットフォームになるべきだ」と述べた。
習主席はまず、「発足から4年余り、AIIBは国際開発金融機関の運営モデルと原則に従っており、国際化・規則化された高基準の金融機関になり、創設メーバー57カ国から102カ国・地域の加盟メンバーの規模までとなった。より多くの良い友人やパートナーとの協力を深め、専門的で効率的かつ廉潔な新型国際開発金融機関に発展している」とした。
習主席はまた、「新型コロナウイルス感染症との世界的な戦いは、人類が運命共同体であり、互いに支持し合い、団結・協力してこそ危機を乗り越えるということを示している。経済グローバル化における問題を解決するために、各国は、より包容的なグローバルガバナンス、より効果的な多国間メカニズム、より積極的な地域協力の形成に力を入れるべきだ。AIIBは、加盟メンバーの共同発展および人類運命共同体を促進する新しいプラットフォームになるべきだ」と指摘した。
習主席は、AIIB発展のための4つの提案を行った。
1つ目は共同発展に焦点を当て、AIIBを世界の共同発展を促す新型多国間開発銀行として構築すること。2つ目は発展の理念、事業モデル、機構管理を革新し、相互連結やグリーン発展を推し進めること。3つ目はAIIBを高基準の国際協力機構にし、国際共通基準や普遍的な発展規則の遵守を加盟メンバー自らの実際の需要と結び付けること。4つ目は開放と包摂の原則を守り、AIIBを国際的な多国間協力モデルとして構築することだ。
習主席はさらに、「中国は終始多国間主義を支持・実践する。開放、協力、ウィンウィンの原則で世界各国と共に発展を図っていく。中国は今後もすべての加盟メンバーと協力してAIIBを支持し、共同発展という目標の実現にさらに貢献していきたい」と強調した。
互いに支持し合い、団結・協力してこそ危機に打ち勝てる=習主席
アジアインフラ投資銀行(AIIB)の第5回理事会年次総会が28日、テレビ会議形式で開幕しました。習近平国家主席は開幕式で挨拶を行い、「世界的な新型コロナウイルス感染症との戦いは、人類が運命共同体であり、互いに支持し合い、団結して協力してこそ危機に打ち勝てるということを示している」としたうえで、「AIIBは、加盟メンバーの共同発展および人類運命共同体を促進する新しいプラットフォームになるべきだ」と指摘しました。(任春生、CK)
2020年上半期、中国首脳の「クラウド外交」が世界に自信を注ぎ込む
2020年、新型コロナウイルス感染症の打撃を受けた世界は深刻な変化を遂げつつあり、より多くの不安定・不確定な要素に直面している。2020年上半期、習近平主席はビデオ会議形式で3回の重要な国際会議に出席して演説し、書簡を送ったり国内外の人々に返信したりした回数は20回を超え、感染症の防止・抑制などの話題について外国の政府要人や国際組織の責任者と60回の電話会談を行った。習主席は「オンライン」で多忙な国際交流活動を展開した。
公開性、透明性と責任ある態度で各国と情報を交流、共有することは、習主席が強調してきた中国の姿勢だ。20カ国・地域(G20)首脳らによる特別サミットでの「手を携えて感染症と戦い、共に難題に取り組んでいく」と題する談話、ビデオ会議形式で開かれた世界保健機関(WHO)の年次総会、第73回世界保健総会(WHA)開幕式での「団結、協力して感染症に打ち勝ち、人類の衛生健康共同体を構築」と題する演説、中国・アフリカ感染症対策特別サミットでの「団結して新型肺炎と戦い、共に困難を乗り越える」をテーマとした基調演説と、習主席の3回の国際会議での演説を概観すると、団結して手を携えるという思いが終始貫かれている。
新型コロナの流行は世界の生産と需要に全面的な打撃を与えた。習主席は各国に対し、実務協力を展開して世界経済が衰退に陥るのを防ぐよう繰り返し呼び掛けた。新型コロナ対策での国際協力を推進するため、習主席は第73回世界保健総会開幕式のあいさつで、中国が全世界の感染症との戦いを支持する5項目の措置を発表した。
2020年上半期、習主席は国際交流活動において、「人類運命共同体の構築」を繰り返し強調した。習主席の多忙な「クラウド外交」は、不安定・不確定な世界の発展に向けて、中国の自信と中国の力を注ぎ込んだ。
「新型コロナウイルス肺炎の予防・抑制に関する中国の行動」白書が発表
国務院新聞弁公室は7日、「新型コロナウイルス肺炎の予防・抑制に関する中国の行動(原題:抗撃新冠肺炎疫情的中国行動)」と題した白書を発表した。,
中国の新型コロナウイルスとの戦いの真実を記録した重要な文献であるこの白書は、本文が「中国と新型コロナウイルスの戦い、その艱難辛苦の道」、「予防・抑制と治療・救命、2つの戦場の共同作戦」、「感染症と戦う強大な力の結集」、「人類衛生健康共同体の共同構築」という4つのパートからなり、ここに序文と結語を加えた計3万7000字で構成されている。,
この白書は、「新型コロナウイルス肺炎は過去百年に人類が遭遇したうち、最も影響範囲の広いパンデミックである。未知のウイルスに対して中国は速やかに行動し、果敢にウイルスとの戦いに取り組んできた。最高指導者の習近平総書記は自ら陣頭指揮に立ち、人民の生命の安全と身体の健康を第一に置くよう強調しつつ、『自信を固めること、共に難関を乗り越えること、科学的な予防と抑制を進めること、精確に政策措置を実施すること』などを求めた。感染症の予防・抑制と患者の治療・救命という2つの戦場で、中国は最も全面的で、最も厳格で、最も徹底的な取り組みを行った。未曾有の大規模な隔離措置を取りながら、全国規模で最大限に医療資源を調達し、医療従事者を動員して、一人も漏らすことなく、すべての患者に治療を施した」と示している。,
また、「新型コロナウイルスとの戦いで、中国は終始『人民至上』、『生命至上』の理念を堅持し、全国の力を挙げて、全国の資源を結集して、いかなる代価も惜しむことなく、人民の生命の安全と身体の健康を守ってきた。14億の中国人民が偉大な力を発揮したことで、中国はわずか3ヶ月で感染症の封じ込めに成功し、戦略的な勝利を見せた」と表明している。,
白書はさらに、「中国は終始、人類運命共同体の理念を堅持し、大国としての責任を担いながら、他国と肩を並べて戦い、共に難関を乗り越えようとしている。中国は法に基づいて公開性・透明性・責任ある態度をもって、国際社会に向けて即時に情報公開を行い、予防・抑制の知見と経験を包み隠さずすべて各側と共有し、人道主義に基づく援助を国際社会に提供するなどして、感染症対策の国際協力に力を尽くした」とし、「団結と協力こそが、国際社会の感染症との戦いにおける最も有力な武器である。各国は人類の発展、子孫の未来のために計画し、人類運命共同体の理念を堅持しながら、共に助け合い、『人類衛生健康共同体』の構築に取り組むべきだ」と呼びかけた。
科学技術による感染症への勝利 時期尚早=陳馮富珍
第13期全国政治協商会議第3回会議の2回目の全体会議が24日午前9時に人民大会堂で開かれた。陳馮富珍(マーガレット・チャン)全国政治協商会議委員、世界保健機関(WHO)前事務局長は会議で、世界規模の感染症への予防・抑制および人類運命共同体などについて、意見を述べた。
その中で、陳馮富珍氏は「今回のコロナウイルスは今までのウイルスの中で、最も狡猾的なものだ。エボラウイルスの致死率は非常に高いが、感染率は低い。インフルエンザのウイルスは感染率が高いが、致死率はとても低い。しかし、新型コロナウイルスはその感染率がインフルエンザをはるかに超えていて、特に人が集まる環境の中、容易に感染する。その上、致死率はH1N1の10倍である。また、潜伏期が長く、無症状感染などの特性を持っているので、通常の予防抑制措置は効果を挙げるのが難しい。目下、新型コロナウイルスのメカニズムに対する認識はまだ不十分で、治療薬やワクチンの研究開発も進行中であるが、科学技術による感染症との闘いに打ち勝つにはまだ時間がかかる。そのため、油断やいい加減な態度で感染症に対応してしまうと、挽回できない災いになるだろう」と語った。
新型コロナウイルスワクチンは世界の財産
中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)は16日の時評で、マイク・ポンペオのような利己的な米国の政治家は、米国の新型コロナウイルスワクチンへの優先的なアクセスを求めており、予防と抑制の大失敗の後、数票を取り戻すことを望んでいるが、新型コロナウイルスに関する世界的な協力を弱体化させていると論じた。
【CMG時評】の概要は以下の通り。
フランス製薬大手サノフィの経営幹部はこのほど、新型コロナウイルスのワクチンの研究開発に最も多くの資金を提供している米国がワクチンを優先的に入手・使用できると発言し、国際世論が騒然としている。
今年3月にはすでに、米国政府が独バイオ技術企業に対し、ワクチン研究開発技術を米国のためにのみ使用するため、10億ドルを提供すると提案したことが、メディアによって暴露されている。さらにより疑わしいのは、トランプ米大統領が現地時間15日、米国は1月11日に新型コロナウイルスワクチンの研究開発に着手し、年末までに利用可能になるだろうと述べたことだ。この発言の「1月11日」という点に、国際社会の関心が集まっている。トランプ氏が全米に非常事態を宣言した3月半ばより2カ月も前のことだからだ。
これとは対照的に、新型コロナウイルスワクチンの研究開発や製造、公平な分配を支援するための資金集めを目的とする国際イベントが先日、欧州連合(EU)の主導で開催され、74億ユーロが確保されたが、こともあろうに米国は参加を見送った。米当局者によると、米国政府は目下、独自の研究活動に数十億ドルを投じているという。
新型コロナウイルス感染症との戦いに一日も早く勝利するため、世界保健機関(WHO)が4月下旬、全世界の協力パートナーとともに、ワクチンや診断ツール、治療ツールの研究開発、製造、公平な分配を加速させるための国際的な協力体制を立ち上げると、その呼び掛けに幅広い応答が寄せられている。中国とカナダがワクチンの研究開発で協力しているという先日のニュースは、感染症に打ち勝つ人々の確信を高めている。フランスのフィリップ首相は、「ワクチンができれば世界の財産だ。平等な接種に議論の余地はない」と指摘している。
全世界が感染症との戦いで手を携え、人類運命共同体を共に構築することは、大勢の赴くところだ。広広として大きな流れを前に、米国の政治家らは寝たふりをすべきではない。
感染症に直面して、中華の優秀な伝統文化が発揮された
中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)は28日の時評で、中華伝統文化は新型コロナウイルスとの戦いにおいて、その素地を鮮明に示したと論じた。
【CMG時評】の概要は以下の通り。
中華伝統文化は人類の歴史を通じて中断したことのない悠久の文明であり、優秀な価値観を有している。今回の感染症との戦いにおいても、中華伝統文化はその素地を鮮明に示した。中国人一人ひとりが危機に直面した際に、自覚をもって個人の利益よりも公共の利益を優先させるという、国に対する情愛を示した。中国人は分担しあい助け合い、高齢者を尊重し幼い者をいつくしんだ。これらは全て、5000年以上の歴史をもつ、中華の優秀な伝統文化の継承であり、その具現化だ。
習近平国家主席は中国共産党の第18回全国代表大会以来、中華の優れた伝統文化の継承を発揚して新たな時代に内面的要素を付与し、国の運営で活用すると力説してきた。
5000年以上も連綿と続いてきた中華文明の中で、最も貴い思想の一つは為政者が人間本位の価値観を追求することだ。儒家の経典である『尚書』も、「民は惟(こ)れ邦の本(もと)なり。本、固ければ邦寧(やす)し(民は国の根本である。根本がしっかりしていれば国は安泰である)」と強調している。民を国の根本とする伝統的価値観は、中国共産党が持つ国民を中心とする発展思想と全身全霊で国民に奉仕するという政治理念を一貫して堅持してきたことに対応している。今回、突然に発生した新型コロナウイルス肺炎の感染症への対応においては、命を守り救うことが中国共産党の出発点だった。年齢による区別なく貧富の差も関係なく、「命を最優先」することが中国の感染症予防・抑制活動の基本準則になった。
中国が短期間で感染症との戦いに勝利したことには、中国共産党が国民に心を寄せて科学的で核心を突いた感染症への対応策を講じたこと以外にも、中国の民衆が発揮した愛国主義と犠牲と奉仕の精神も切り離せない関係がある。4万2000人あまりの医療関係者が中国各地から支援のために湖北省武漢に駆け付けた。通常なら感染症の流行地域を避けるはずなのに、医療関係者は「道義上、ためらうことは許されない」との考えにもとづき、「最も美しい逆行者」になった。それら医療関係者の中には、自らの命を捧げた者すらいる。
中華の優秀な伝統文化の中には、「苦楽を共にし、互いに分担しつつ助け合う」という提唱もある。さらに、「天下における大平等」という崇高な理念があり、「あらゆる人が兄弟のように親しく交わる」ことを強調している。これらの理想の追求と習近平国家主席が提唱する「人類運命共同体」の理念、そして人類が追及する公正で合理的な世界秩序を目標とする価値観は共に通じあうものだ。
人類の発展の歴史を見れば、今回の感染症は中華民族が偉大な復興を実現する歴史過程においての、一つの波乱だったが、中華の優秀な伝統文化から滋養分をくみ取ってきた中華民族は、厳しい苦難に打ち勝つ強大な力を改めて示した。
団結と協力こそ新型コロナに打ち勝つ最も有力な武器=習主席
16日に出版される雑誌『求是』2020年第8号では、習近平国家主席が記した「団結と協力こそ国際社会が新型コロナに打ち勝つ最も有力な武器」というタイトルの文章が掲載されている。『求是』は61年の歴史を持つ中国共産党中央委員会の雑誌だ。
習主席は、文章の中で「現在、新型コロナウイルスによる肺炎は世界中で蔓延し、人々の生命の安全と体の健康に大きな脅威をもたらしている。世界の公衆衛生においても大きな挑戦となる。ウイルスに国境はない。疫病は人種を問わないものだ。いかなる国もこのこと以外にその身を置くことはできず、一国だけで保全することもできない」と指摘している。
習主席は、また「経済がグローバル化の時代にある中、このような重大かつ緊急上の出来事は最後ではなく、伝統的な安全問題や非伝統的な安全問題は今後、絶えず新たな試練をもたらしてくるだろう。人類運命共同体の構築において、時間的な緊迫感や重要性はさらに著しくなる。国際社会が最もやるべきことは、信念を固め、一致団結して協力し合い、対応していくことである。国際協力を全面的に強化し、手を携えてこの人類が共に直面している深刻な伝染病に打ち勝つべきだ」と強調した。
さらに習主席は、「中国政府は終始公開的かつ透明的で、責任を取る態度をもって、タイムリーに世界保健機関(WHO)や関係国と地域に新型肺炎に関する情報を開示した。また、真っ先にウイルス株の配列などの情報を公開し、留保することなくWHOや国際社会と予防・抑制、治療の経験などを分かち合った」と指摘している。
習主席は、「中国が最も困難な時期に多くの国は中国に真摯な支援と支持を届けてくれた。中国はいつまでもその友情を肝に銘じて大切にしていく。中華民族は恩返しを知る民族であり、終始できる限りの力で世界規模の予防・抑制活動に支持を提供している。中国はWHOや国際社会と共に地域及び世界の公衆衛生上の安全を維持していきたい。第一に、世界規模の新型コロナの感染と断固として戦っていくこと。第二に、世界各国と共同予防や共同抑制を効果的に行うこと。第三に、国際組織が役割を果たすことを積極的に支持していくこと。第四に、世界的なマクロ経済政策の協調を強化していくことなどである」と綴っている。
習主席は、最後に「中国はタイムリーかつ果敢に有力な措置を講じ、大きな犠牲を払ってきた。我々は力を合わせて共に努力すれば、必ず新型肺炎を徹底的に打倒し、人類の発展のより美しい未来を迎えることができると信じている」と結んでいる。
ポンペオ長官の「口先援助」の背後にある政治的計算
中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)は11日の時評で、ポンペオ米国務長官が米国は改めて全世界に2億2500万ドルの援助を行うと高言したが、果たして実現できるのだろうかと論じた。
【CMG時評】の概要は以下の通り。
ポンペオ米国務長官は最近、新型コロナウイルス肺炎との戦いのために、米国は改めて全世界に2億2500万ドルの援助を行うと述べた。さらに、「米国のような気前のよい国はない」と高言した。しかし問題は「実行できるのか」ということだ。
ポンペオ長官は2月の時点ですでに、米国は感染症対策を支援するために、中国などの国に1億ドルを援助すると表明した。3月下旬にはさらに、米国は援助のために2億7400万ドル近くの対外援助金を拠出する予定だと述べた。しかし、この2億7400万ドルのいわゆる援助金とは、その前に表明した1億ドルを含めてのものだった。援助金を重複して計算するとは、言葉の遊びだ。
ところで、ポンペオ長官が表明した金銭は支払われたのだろうか。中国外交部の報道官はこの問題について「一銭も到着していない」と回答した。ポンペオ長官が口にした援助とは、単なる「口先だけの小切手」だった。感染症の爆発的蔓延が発生して以来、ポンペオ長官は、いかにして職責を尽くし感染症と戦うための国際協力を推進するかということには関心を向けていない。中国を踏みつけることに熱中し、そのことによって自らが政治的資本をかすめとり、さらに大きな政治的野心を実現しようと企んでいることは明らかだ。
多くの国はそれとは逆に、感染症の発生以来、相互援助に力を尽くしてきた。中国は先駆けて感染拡大を抑制した国として、世界各国に対して力が及ぶ限りの援助をしてきた。しかもその援助は速やかに実行されている。中国は現在までに、127カ国と国際組織4団体に対して防疫物資を援助した。現在までに医療専門チームを派遣した国はイラン、イラク、イタリア、セルビアなど11カ国に上り、世界保健機関(WHO)に対しては感染症に対抗するための国際協力を支援するために2000万ドルを寄贈した。さらに、感染症の予防・抑制活動と治療法についての情報を、国際社会と余すところなく共有している。
中国の援助は、より多くの命を救うという人道主義の精神に基づくものだ。同時に、それより早い時期に国際社会が中国の感染症との戦いを支持したことに報いるものであり、中国が一貫して提唱している人類運命共同体の理念を具現化することでもある。
米紙「ワシントン・ポスト」は最近になり、ポンペオ長官が感染症の責任を中国政府に押し付けることに執着していることについて、その意図は中国が他国への援助を妨害することと思われ、一方で米国政府は中国のような援助を実施することができないでいると指摘する記事を発表した。
全世界にとって現在、感染症との戦いは実に差し迫った問題だ。必要なことは団結と協力、誠を尽くしての相互援助であり、政治的な計算をしたり離反をそそのかすことではない。
【中国ニュース】 3月31日(火)
主なニュース
・交通再開で460万人が職場復帰=湖北
・バスに続き主要地下鉄6線路再開=武漢
・習総書記が浙江省を視察
・『人類運命共同体の構築』日本語版出版
国際社会はいかなる時期よりも団結と協力を必要としている
中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)は27日の時評で、北京時間26日夜に開催された主要20カ国・地域(G20)の首脳による新型コロナウイルス肺炎への対応についての特別サミットで、習近平国家主席が行った提案とコミットは、新型コロナウイルスによる感染症と闘うための世界的な取り組みへの自信を高め、新しいエネルギーを注入するのに役立つと論じた。
【CMG時評】の概要は以下の通り。
「現在、国際社会が最も必要としているものは断固たる信念、心を一つにした協力、団結した対応だ。感染症との戦いに打ち勝つ強大な力を結集し、人類は重大な感染症との戦いに手を携えて打ち勝つ」――。中国の習近平国家主席は特別サミットで、このように呼びかけた。
中国は最も早く感染症による打撃を受け、また、世界に先駆けて感染症を抑制した国だ。中国は全世界の感染症との戦いにおいて巨大な犠牲を払い、また、各国に自らの経験による参考を提供している。習近平主席は、今回の特別サミットで四つの提唱を行った。すなわち、新型コロナウイルスによる感染症に対する全世界の防衛戦を断固として戦うこと、国際的な予防・抑制活動を有効に展開すること、国際組織が機能を発揮することを積極的に支持すること、国際的なマクロ経済政策で協調することだ。
全世界による感染症との戦いは、もう一つの緊迫した側面も持っている。感染症がもたらすG20メンバーと全世界経済への打撃は、日ごとに深刻さを増しつつある。国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事も、今年の世界経済はマイナス成長に陥り、2008年の金融危機の時よりも深刻な不況がもたらされると警告している。
習近平国家主席はこれに対して、各国は協力して衝撃に対抗するマクロ政策を強化し、関税の減免、障壁の撤廃、貿易の円滑化などの措置を共同で実施し、全世界の産業チェーンやサプライチェーンの安定を共同で維持し、世界経済が衰退局面に陥ることを防止するよう、サミットの場で呼びかけた。習主席は同時に、中国は改革拡大の開放を断固として移ろうことなく行い、市場への参入条件を緩和し、ビジネス環境を引き続き改善し、輸入を積極的に拡大し、対外投資を拡大すると表明した。
ウイルスは人類共通の敵であり、いかなる国も自らの都合だけを考えることは許されない。国際社会は過去のいかなる時期にも増して、団結と協力を必要としている。国際社会は、自らの利益だけを考えて他者を非難中傷することや、他者に損害を与えるだけで自らの利もならない行為を必要としていない。まさに多くの国の人が指摘しているように、この時期において中国が提唱する人類運命共同体の理念は、過去のいかなる時にも増して明確かつ切実なものになっている。
運命を共にし、新型コロナと戦おう
中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)はこのほど、「運命を共にし、新型コロナと戦おう」と題する時政ショートビデオを制作した。
新型コロナウイルスの感染拡大は、「地球村」のどの国にとっても大きな試練だ。習近平主席の指揮・施策の下で、中国は段階的に重要な成果を収めた。
現在、世界的な感染状況が深刻だ。全人類が共に努力してこそ、感染症との戦いに打ち勝つことができる。
習近平主席は人類運命共同体の理念を掲げ、感染拡大防止における国際協力を積極的に推進し、衛生健康共同体の構築を提起し、国連、G20等の枠組みの中での各国の協調・協力の強化を推進している。
互いに助け合い、手を携えて感染症と戦う。中国はこの世界規模の戦いに自信と力を注いでいる。
世界一の大国、アメリカでなぜ感染拡大?中国TVキャスターが迫る
米国で感染拡大が止まらない、新型コロナウイルスの感染者が5万人を超えた。
世界ナンバー1の大国には、他国と比べても対策に「改善の余地」があるようだ。
なぜ対策で遅れをとったのか。中国国際テレビ(CGTN)の鄒悦キャスターが、その理由を解き明かす。
「米国は問題を責任転嫁するのではなく、他国の経験から学ぶべきだ」
米国はもっと上手くできるはず。
米国と韓国は同じ日に初の症例を確認したが、対応は異なった。米国での検査は当初、週に数千件ほどだった。韓国は1日に1万件もの検査を実施した。米国で感染者が倍増するスピードは他のどの国より早いとするNPO報告もある。
本質的な問題がいくつもある。まずは各州と連邦政府の責務が不明確だ。CDCが承認したラボと民間ラボ部門間の意思疎通も欠如し、早期の検査を困難にした。
トランプ政権は十分な役割を果たせていない、真剣に取り組んでいないのも問題だ。大統領は感染症と立ち向かう絶好のタイミングを逃した。
検査キットの確保と配布を連邦政府に指示できず、中国のように医療物資のスピード生産もできなかった。最も不幸なのは、感染がここまで拡大する前に、国民に事の重大さを伝えなかったことだ。
米国に勝算がないわけではない。
米国は依然として世界最大の経済国だ。最先端の医療条件もあれば、他国に参考になる経験もある。非難するだけでは終わりが見えない。米国が本当にやるべきことは学習と行動だ。
ウイルスの発生は常に阻止できないようだが、米指導部は問題を他人に責任転嫁しようとする。ウイルスの起源に関する些細な話を止めるべきだ。ウイルスの発生は誰のせいでもない。インフル、エボラ、SARS、今回もそうだ。人類が共に戦うべきウイルスは、場所や時間や方法など選ばず襲ってくる。感染症の発生は予測できないが、それが広がるのは阻止すべきだ。中国は当初、高い代償を払ったが 、ウイルスとの戦いから経験と教訓を得た。全人類が共有できるものとして、中国の経験を活用してほしい。
人の移動が加速する中で中国は今、海外から入国した感染者が増加し、感染の再燃リスクが高まっている。中国は感染拡大が再び起きた時に備え、病床や呼吸器の確保も怠っていない。他国より早く新型肺炎の経験や教訓を得たが、ウイルスを完全にコントロールしているわけではない。ウイルスは絶えず進化するもので、人類は学習し続けるべきだ 。新型ウイルスに直面した際に、一瞬たりとも慢心してはいけない。過去の成果に満足した瞬間に、未来が危険にさらされることになる。
しかし、感染の収束がみえてきたことは、中国だけでなく世界に好機となる。中国の各省や市では、注意と警戒の中で、徐々に日常が戻りつつある。これは中国が世界の医療物資の生産基地になれることも意味する。中国から欧州にマスクや防護服が輸送された。世界第2の経済大国として、感染症対策で、他国を支援し、手を差し伸べて、経験を共有し、情報を提供することができるようになった。
今は熱狂的なナショナリズムに浸る時ではない。人類運命共同体の枠組みの中で考える時が来た。我々は苦楽を分かち合い、共同で対処するほかに道はない。
米側一方的な行為で、国際軍備管理と軍縮が危険に晒されている
中国外交部軍控司の傅聡司長は11日、国連総会第1委員会(軍縮・国際安全保障問題)の全体会議で「現在の世界はここ100年でかつてない大変化に直面しており、国際的な安全保障の状況はますます複雑で不安定になっている」と述べ、国際的な軍備管理と軍縮プロセスは重要な岐路に立たされており、国際安全保障に一連の重要な課題と深刻な影響を与えているとの懸念を示した。
傅司長はまた、米国は他国に対する安全保障上の優位性を追い求めるのに必死で、核兵器の使用のハードルを下げ続け、宇宙空間とサイバー空間を新たな戦場に変えているとした。さらに、米側の背信と極限の圧力などでイランの核問題をエスカレートさせており、中東地域の安全保障情勢が臨界点まで押し上げられていると述べた。
傅司長は加盟国に対し、多国間主義を断固として堅持して多国間の軍備管理システムを守り、更に発展させるよう求めた。
また「中国は引き続き平和的発展の道を揺るぎなく歩み、国際軍縮プロセスの健全な発展のために取り組み、責任ある姿勢でグローバルの安全保障ガバナンスに参加し、国際および地域の平和と安全を守り、人類運命共同体を構築するために新たな貢献を続ける」と述べた。
市民パレードで多彩なフロートが登場、7万の鳩と風船でフィナーレ
1日、中華人民共和国成立70周年を祝う祝賀式典が北京で開催され、軍事パレードに続いて、市民約10万人によるパレードが長安街を舞台に行われた。
市民パレードは「心を一つにして中国の夢を共同構築」をテーマに、36の隊列が登場。各界から参加した市民は長安街を東から西へパレードを行い、祝賀イベントを盛り上げた。
第3部となる「偉大なる復興」でまず披露されたフロートは、「荘子・逍遥遊」に記された想像上の動物で、空を自由自在に飛べる巨大な大魚と大鳥「鯤鵬」モチーフにしたものだ。中華民族の不断の勃興を意味する。
後に続いたのは、地方特色豊かに70年で遂げた成果を展示した各省、市、自治区及び香港、マカオ、台湾を代表するフロートも喝采を浴びた。
続いて登場したのは「人類運命共同体」のフロートで、海外から来た若者と中国の若者が一緒に手を振った。そして、中国は自国の利益を追求するとともに世界の利益にも配慮し、各国の共同発展を図るという偉大な立場を強調した。
他にも、「厳しい党内統治」をテーマに、中国共産党の厳格な管理と党の事業に忠誠を尽くす決意を示したフロート、「初心を忘れない」をテーマに、誠心誠意人民に奉仕し14億の中国人民を率いて中華民族の偉大なる復興を実現する決意を示したフロートも披露された。
また「揚帆遠航」の隊列では、「中国号」を名を掲げた巨大な船が祖国の未来を象徴する子供達を乗せ、波に見立てた人々の間を航行した。
「同心追夢」のパフォーマンスでは、2019人の中国少年先鋒隊員によるマーチングバンドが、より美しい祖国を自らの手で建設するという決意を演奏した。
圧巻は5000人による「祖国万歳」の隊列で、中華民族を代表する艶やかな花が巨大な花瓶に咲き誇っていた。フロートには、バレーボール2019W杯で優勝し、W杯2大会連覇の快挙を成し遂げた中国女子バレーボール代表メンバーたちも乗っていた。
パレードを締めくくったのは、7万羽の白い
中国国際民間芸術祭、8月に第11回目の開催へ
中国文学芸術界連合会と内モンゴル自治区の共催による中国国際民間芸術祭は1990年から始まり、今年8月23日から28日にかけて、内モンゴル自治区のフフホト市で第11回目の開催を迎える予定だ。
これまでの10回の開催には、65ヵ国の162の芸術団体からの芸術家3000人以上が参加。
世界文明の交流と相互参考、そして各国人民のつながりを強化し、「一帯一路」イニシアチブを推進して「人類運命共同体」の構築を促進することをテーマとする今回の国際民間芸術祭に、13ヵ国の芸術団体から300人以上の芸術家が招待される。
「両会」開催中 日本人専門家はこう見る
「経済成長率6.5%」「国防予算」「法により国を統治」「AI」「人類運命共同体」など、日本でも多くのトピックが話題となっています。さて、日本の専門家はこれらについてどのように評価しているのでしょうか。