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紲星あかりの3分決着!国際法廷「TAJIMA号事件」【VOICEROID解説】
今世でも初投稿です。
せるヴぁんだ(user/89884381)さんの「3分即決!国際法廷」シリーズ(series/126260)にインスパイアされてつくりました。
「3分即決!」をもじった名前の使用を許可してくださったせるヴぁんださん、ありがとうございます!
初あかりちゃんでもあるので、調声が不自然に聞こえても目を瞑ってください。
「国際法廷」シリーズの1回目が国内判例なのはどういうことか
続きをつくれるように頑張ります。
【追記・ネタバレ含】
①
確かにフィリピン人船員2名は、パナマの陪審で無罪の評決を言い渡されました。評決理由は不明(&入手できない)ないため憶測ではありますが、事件発生からあまりにも長い時間が徒過していたことや、捜査を行ったのがパナマ当局でなかったことなどから、被告人2名にかけられた殺人容疑が合理的な疑いを超えないと陪審に考えられてしまったと思われます。
TAJIMA号事件は手続的には解決したものの、実体的にはやはり不十分だったとの評価もできそうです(もちろん無罪推定原則は大事なのですが)。
TAJIMA号事件と似た要素がある事例として、ミュンヘンオリンピック事件があります。興味のある方は調べてみてください。
②船長の権限
国際法の範疇を外れるため詳しく述べることはしませんが、船長には、船員法によって広範かつ強力な権限が与えられています。
TAJIMA号においてどの権限が根拠とされたのかは分かりませんが、法文を読む限りでは26条が一番近いように思われます。どなたか船員法に詳しい方がいたら、ご指摘ください。
参考:船員法(e-Gov) https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=322AC0000000100
予告編:海運ビジネスの真実〜知られざる価格競争の代償〜【グローバル経済の歪シリーズ第二弾】
12月19日(水)20時より生放送
【グローバル経済の歪シリーズ 第二弾】
海運ビジネスの真実〜知られざる価格競争の代償〜
⇒https://live2.nicovideo.jp/watch/lv316988269
いまや海運業なしに世界経済は成り立たない!
莫大な収益を上げながらも、異常なまでに謎に包まれた海運業の実態に迫ります。
富の集中、貧富の格差、環境汚染…新シリーズ「グローバル経済の歪(ひずみ)」では、グローバル資本主義のしわ寄せともいえる現象を描いた、世界のドキュメンタリーをだいたい月1でお送りしていきます。
第二弾は、「貨物船と海運ビジネス」 。私たちが手にする商品の90%が輸入品といわれ、いまや海運業なしに経済は成り立ちません。年間、運行する船は6万隻、輸送されるコンテナは5億基。海運業は貿易産業を掌握し、年間売上高5000億ドルをも超える一大産業でありながら、ITや金融業界のように経営者たちの名前が目立つこともなく、異常なまでに謎に包まれた産業です。
彼らは外国の国旗を掲げる”便宜置籍船”というシステムで、税金や最低労働賃金など、自国の規制から逃れることができます。船の国旗を提供する国には、租税回避国のパナマやマーシャル諸島、海に面してさえいないモンゴルやボリビアも含まれます。
この番組では、いかに海運業者が法の網をかいくぐり、低コストで莫大な収益を上げているか、そして、その一方で何が犠牲になっているのかを詳らかにします。
安価に雇われた船乗りが年間2000人も死亡し、破損したり難破した貨物船で毎年15万トンの石油が流出。1日に200トンの燃料を消費する貨物船には、1隻で車5000万台分の硫黄を排出するものもあります。海中騒音ではクジラ類が聴覚障害を起こし、港近くの住人は深刻な大気汚染による健康被害に苦しんでいます。
見えないために気付きもしなかった、知られざる海運業の実態に迫ります。
【作品情報】
ドイツほか / 2016年 / カラー / 字幕版 / 52分
原題:FREIGHTENED – The Real Price of Shipping
■ニコニコドキュメンタリー公式サイト
https://nicodocumentary.jp/