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柳瀬氏の参考人招致を10日で合意 国会正常化へ
与野党は5月7日、大島理森衆院議長の仲介で国会の正常化で合意した。立憲民主党など野党の国会対策委員長は断続的に協議し、与党が提案した柳瀬唯夫・元首相秘書官(現経済産業審議官)の参考人招致を受け入れた。柳瀬氏の参考人招致は10日に行われる見通しだ。これを受け、野党は8日に開かれる衆院本会議に出席する。
与野党はこのほか、安倍晋三首相が出席する衆参両院の予算委員会集中審議を行うことでも合意した。財務省が森友学園の決裁文書を改ざんした問題では、改ざん前の文書を18日をめどに国会へ提出することも確認した。
立憲などは麻生太郎財務相の辞任や柳瀬氏らの証人喚問など4項目を要求し、4月20日から国会審議への出席を拒否してきた。
参考人招致では、加計学園の獣医学部新設をめぐり、柳瀬氏が2015年4月に首相官邸で学園関係者や愛媛県職員らと面会したことを認めるかどうかが焦点になる。愛媛県の文書には柳瀬氏が面会で「首相案件」と述べたと記されており、野党側は事実関係を改めて追及する構えだ。
https://www.asahi.com/articles/ASL5763FVL57UTFK01K.html
野党6党“審議拒否”から18日目 国会はいつ正常化?
「モリカケ」や「日報」「セクハラ」など問題が相次いで、野党が4月20日に「審議拒否」に入ってから5月7日で18日目になりますが、ようやく正常化に向けて動き出しました。今、国会では何が起きているのでしょうか。
(政治部・有馬央記記者報告)
7日朝から一日中、与野党の協議が断続的に続いていますが、参考人招致に誰を呼ぶのかなどでまだ折り合っていません。ポイントは、柳瀬元総理秘書官の国会招致です。柳瀬元総理秘書官は加計学園関係者との面会を認める考えで、野党側はその答弁を引き出せれば参考人招致でも構わないとして、審議に復帰する方針です。ただ、与党側は他の参考人も呼びたいとしていて、それに野党側が「柳瀬元総理秘書官の印象を薄めようとしている」として難色を示しています。そもそも、正常化に向けた動きは7日朝から表面化しました。審議をしない野党が世間の批判に耐えかねたといえそうです。ある立憲民主党の幹部は、連休中に地元に帰ると「野党が起き上がらないのはけしからん」と言われたとぼやいていました。立憲民主党の辻元国対委員長が衆議院の大島議長に事態打開に向けた申し入れをすると、大島議長は与党側に話し合いによる解決を促しました。参考人招致を巡って与野党が折り合えば、野党は早ければ8日の本会議から審議に復帰する見通しで、柳瀬元総理秘書官の参考人招致は10日にも実現するとみられています。
国会正常化へ動き 野党・立憲民主党、「議長裁定」に頼み
野党側は国会で柳瀬唯夫元総理秘書官の証人喚問などを求めて4月20日から審議拒否を続けてきましたが、正常化の動きが出ています。
(政治部・佐藤美妃記者報告)
自民党と立憲民主党の国対委員長会談が始まりました。審議復帰に向けた最終的な詰めを行っています。これに先立って辻元清美国対委員長は大島議長のもとを訪れ、審議復帰に向けた与党との橋渡し、いわゆる「議長裁定」を行うよう要請しました。
立憲民主党・辻元清美国対委員長:「真相解明の場を積極的に設けることや調査結果の提示などを強く立法府として求めて頂きたい」
野党が審議拒否を続ける間も与党は働き方改革法案などの審議を着々と進めていて、審議に復帰せざるを得ない状況でした。柳瀬氏が加計学園側との面会を認める方向に転じたことを審議復帰の理由にする考えです。与党側も強硬な国会運営を続ければ、世論の批判を招くとの事情があります。双方の思惑が一致して野党は8日の本会議から復帰し、今週中にも柳瀬氏の参考人招致が行われる見通しです。
森友学園事件、加計学園事件、南スーダン・イラク派遣日報問題で揺れる安倍政権の行方は?
ゲスト
施光恒(政治学者、九州大学大学院准教授)
桂春蝶(落語家)
“混迷国会”打開のめど立たず 与党、審議打診も
与党側は衆参両院の予算委員会で、集中審議を開くことを野党側に打診していますが、「混迷国会」を打開するめどは立っていません。
(政治部・前田洋平記者)
野党側が求めている麻生大臣の辞任について、あるベテラン議員は「与党に要求するのはナンセンスだ」と突き放しました。
自民党・高村副総裁:「行政府に不祥事があったからといって、立法府が審議をさぼっていいわけではない」
与党側は4月25日、安倍総理大臣の訪米報告を参議院本会議で行うことや26日には、衆参の予算委員会で集中審議を開き、森友はじめ財務省の一連の問題について議題にする考えです。さらに、加計学園問題については柳瀬元総理秘書官の参考人招致を改めて提案しています。ある閣僚経験者は「野党合同ヒアリングで官僚を突き上げながら、審議拒否を続ける野党こそ、国会軽視だ」と批判を強めています。この後まもなく、安倍総理は総理官邸で公明党の山口代表と会談し、今後の国会運営などについて話し合うとみられます。
加計問題で新たなメール 文科省に官邸訪問事前連絡
学校法人「加計学園」の愛媛県今治市への獣医学部新設計画をめぐり、林芳正文部科学相は20日、愛媛県職員らが2015年4月2日に柳瀬唯夫首相秘書官(現・経済産業審議官)と面会する予定を記したメールが見つかったことを明らかにした。内閣府から文科省に送信されたメールを印刷したものが、文科省の調査で確認されたという。
内閣府の梶山弘志地方創生相は20日、メールの存在は確認できなかったものの、当時の担当職員が「記憶はないが、自分が作成・送信したものと思われる」と話していることを明かした。内閣府によると、この職員は文科省からの出向者だった。柳瀬氏は「記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはない」などと説明している。今回のメールは、面会予定が政府内で共有されていた事実を示しており、柳瀬氏の説明の信頼性がいっそう問われることになる。
愛媛県が作成した文書には職員らが、藤原豊・地方創生推進室次長(現・経済産業省貿易経済協力局審議官)と面会後、柳瀬氏が首相官邸で対応して「本件は、首相案件」と発言したなどと記されている。内閣府によると、藤原氏は「明確な日付は分からないが、愛媛県や今治市職員とこの頃に会ったことは記憶している」と面会を認めた。
メールは15年4月2日に送られ、同日午前に藤原氏から「熱意をどれだけ示せるか」「構想の内容を検討いただき、ご相談いただきたい」といった説明があったと記されている。それに続き「本日15時から柳瀬総理秘書官とも面会するようです。概要は後でまとめてお送りします」とあった。林氏によると、「概要」の存在についても調べたが、文書は見つからず、覚えている職員もいなかった。
内閣府によると、藤原氏は面会について「国家戦略特区制度を丁寧にPRするという大臣指示を受けたもので、特別な対応ではない。何らかの指示をしたわけではない」などと説明したという。
柳瀬氏は愛媛県側との面会をこれまで認めていない。林氏は20日の会見で「それぞれの方々がしっかり説明責任を果たしていかれるということだと思う」と述べた。
https://www.huffingtonpost.jp/2018/04/20/ehime-yanase_a_23415885/
「森友文書改ざん調査、日報問題、柳瀬氏喚問」 野党は審議欠席で徹底抗戦 与党側が要求全て拒否
再び国会が混乱しています。野党側が求めているのは、財務省による文書改ざんの調査結果の公表、麻生大臣の辞任と福田事務次官の罷免、自衛隊日報問題の真相究明、加計学園問題では柳瀬元総理秘書官の証人喚問です。しかし、与党側はすべてに対して「ゼロ回答」だったとして野党は反発。審議を欠席して徹底抗戦の構えですが、与党は野党抜きで審議を強行する方針です。
(政治部・河村勇紀記者報告)
ある与党幹部は「丁寧な国会運営をしてきたが、時間の無駄だった。方針転換する」として、対決姿勢を鮮明にしています。
公明党・井上幹事長:「要求が通らなければ審議を拒否するのはいかがなものかと。国民生活に必要な関連法案が国会に提出されているわけですから」
与党としては、このままでは働き方改革法案など重要法案の成立が危うくなるため、野党欠席のまま審議を進めています。一方、野党側は麻生大臣を続投させている安倍総理大臣への批判を強めています。
立憲民主党・福山幹事長:「安倍政権の政権運営がもはや限界に達しているのではないかと思わざるを得ない」
ただ、野党が審議拒否したことで、23日に安倍総理が出席する集中審議では柳瀬元秘書官の参考人招致が見送られることになりそうです。野党の幹部は「世論の反発や不満が高まるなかで、与党との我慢比べだ」として、一歩も引かない構えです。
自民党「麻生辞任、柳瀬氏喚問無理」野党「審議の前提壊れてる」 野党6党が集中審議欠席へ
野党6党は幹事長会談を行い、4月23日に予定されている安倍総理大臣出席の集中審議を欠席する方針を固めました。野党が要求している麻生財務大臣の辞任や柳瀬元総理秘書官の証人喚問などに自民党が応じないため、「審議の前提が壊れている」としています。
加計学園“首相案件”文書も記憶も「確認できず」 内閣府
加計学園を巡って当時の総理秘書官が「首相案件」と発言したと書かれた文書について、この案件を所管する梶山地方創生担当大臣は、内閣府では確認ができなかったと明らかにしました。
梶山地方創生担当大臣:「調整対象者に対する調査をすべて終えたところでありまして、現時点では対象文書自体、紙文書、電子ファイルのいずれについても確認ができなかったということであります」
内閣府は愛媛県職員らと面会したとされる藤原豊前地方創生推進室次長をはじめ、担当者33人に対して「文書を見た記憶があるか」などと聞き取り調査をするとともに、文書の捜索を行いました。その結果、内閣府から文書は見つからず、記憶があると回答した担当者もいませんでした。文書には藤原氏が「かなりチャンスがあると思って頂いて良い」などと発言したという内容もありますが、藤原氏は「承知していない」と答えたということです。
林文科大臣「存在確認できない」 加計学園“首相案件”文書
加計学園の獣医学部新設を巡り、愛媛県が作成した「首相案件」と書かれた文書について、林文部科学大臣は「存在を確認できなかった」とする調査結果を発表しました。
林文科大臣:「当該の文書について、見たことがある、または共有したことがあると答えた職員はおらず、存在が確認できませんでした」
愛媛県は2015年4月に職員らが当時の柳瀬総理秘書官と官邸で面会し、柳瀬氏が加計学園の獣医学部新設について「首相案件」などと発言したとする記録文書を作成しました。また、県はこの文書を文部科学省や農林水産省などの担当者に渡した可能性があるとしていました。これを受け、文科省が担当課や幹部職員ら51人への聞き取りや共有フォルダーの検索をして調査を行ったところ、省内からは同様の文書は見つからなかったということです。一方、愛媛県側が官邸を訪問することについて、文科省の担当者が内閣府側から事前連絡を受けていたかについては調査中だとしています。
証人喚問「国会の判断に従う」 柳瀬元総理秘書官
加計学園の獣医学部新設を巡って愛媛県の関係者に対して「首相案件」と発言したとされる柳瀬元総理秘書官は、証人喚問などについて国会の判断に従う考えを示しました。
元総理秘書官・柳瀬経産審議官:「(Q.与野党で国会招致の調整が進んでいるが?)当然、国会のご判断に従わせて頂きます」「(Q.国会ではちゃんと説明されるつもりでしょうか?)…」
総理秘書官時代に柳瀬氏が愛媛県職員らと面会し、「首相案件」と発言したとされる文書が愛媛県や農林水産省から見つかっています。柳瀬氏は詳しい説明を避けています。
証人喚問か参考人か 柳瀬元総理秘書官、藤原前地方創生推進室次長の招致巡り与野党攻防
「首相案件」と発言したのか、柳瀬元総理秘書官の国会招致で攻防が続いています。
加計学園による獣医学部の新設を巡る問題で、与党は柳瀬氏や藤原前地方創生推進室次長らを「参考人」として国会に招致する方針を決めました。安倍総理大臣がアメリカから帰国した後の4月23日に、安倍総理も出席する集中審議で「参考人招致」する方針です。野党側は嘘をつくと偽証罪に問われる「証人喚問」を求めていて、「参考人招致では到底応じられない」と反発しています。
「安倍総理3選難しい」 自民党総裁選で小泉元総理が見解
小泉純一郎元総理大臣:「(Q.この総裁選の3選はどう見ている?)まあ難しいだろうな。もう信頼はなくなってきたな。何を言っても言い逃れに取られる。言い訳。関係したら辞めるとかね。日本語その通り取れば、誰だって関係しているのは知っていますよ」
また、加計学園の問題で柳瀬元総理秘書官が「記憶の限りではお会いしていない」と愛媛県の担当者との面会を否定していることについて、「記録が残っていたら認めるしかない。多くの国民は記録の方を信用する」と述べ、政府の対応を批判しました。
“焼き肉会”で自民大阪府連と関係改善?自民党総裁選のライバル意識か
加計学園に森友学園、自衛隊の日報問題と安倍政権にとって逆風が吹き荒れています。秋の自民党総裁選3選を目指す安倍総理大臣が決意の大阪入りです。
阿部議員「帝国議会では大臣自ら部下の非礼を詫びた、佐伯耕三首相秘書官の失言でも同じ姿勢が必要では」
平成30年4月13日 衆議院内閣委員会
参考:首相秘書官を厳重注意 国会審議中、質疑者にヤジhttps://www.asahi.com/articles/ASL4D6F35L4DULFA02J.html
加計学園問題「柳瀬氏面会記録発見」中村時弘・愛媛県知事会見
2018年4月13日
関連
柳瀬氏との面会内容、県幹部で共有…加計問題http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180412-OYT1T50127.html
柳瀬氏の「記憶の限り」発言に愛媛知事が違和感https://mainichi.jp/articles/20180411/k00/00e/040/328000c
「首相案件」農水省でも発見 総理秘書官の面会記録
学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、「首相案件」と書かれた文書が政府側でも見つかりました。愛媛県は、職員が当時の柳瀬唯夫総理秘書官と面会し、柳瀬氏が「首相案件」と発言したとする記録文書を作成したことを認めていました。また、愛媛県側はこの文書を関係省庁に配布した可能性があるとしていて、これを受けて政府が調査したところ、農林水産省で文書が見つかりました。
斎藤農水大臣:「職員1名が別紙の文書を保有していました。この文書は前任者から紙ベースで受け取ったと」
見つかった文書は、愛媛県の職員が作成したとされるものと内容がほぼ同じで、獣医師法などを担当する部署にいた職員が保有していました。その職員は約3年前に前任者から文書を引き継ぎましたが、農水省とは直接関係がないと考え、行政文書としての管理はせず、個人的に保存していました。
元総理秘書官・柳瀬唯夫氏:「(Q.農水省から愛媛県との面会文書が見つかったが?)報道は拝見しました。私のこれまでのコメントの通りです」「(Q.コメントの中には受け止めがありませんが、さすがに思い出したんじゃないですか?)…」
元内閣府地方創生推進室次長・藤原豊氏:「必要なことは内閣府に伝えていますので、そちらにお尋ね頂ければ」「(Q.内閣府は答えませんが?)…」
同じく愛媛県から文書が渡された可能性がある内閣府などでは文書は見つからず、引き続き調査するとしています。
加計学園巡る「首相案件」文書 農水省職員が所持(180413)
安倍総理を増長させてしまった責任は国民にもあります。
アベマンセー隊は大いに反省して下さい。
柳瀬氏と愛媛県の面会記録、農水省でも発見
加計学園の問題をめぐり、柳瀬元首相秘書官と愛媛県の担当者らによる面会の記録文書が、農水省でも発見されたことが日本テレビの取材で明らかになった。
前任者から資料として?農水省でも加計学園「首相案件」文書
学校法人「加計学園」(加計孝太郎理事長)の獣医学部新設を巡り、柳瀬唯夫首相秘書官(当時)が「首相案件」と発言したとされる文書と酷似する文書が、農林水産省内で見つかった。複数の政府関係者が4月12日、明らかにした。政府が内容の確認を進めている。
政府関係者によると、文書は報道各社が10日以降に報じた文書とほぼ同じ内容という。菅義偉官房長官が10日に杉田和博官房副長官を通じ、獣医学部新設に関係する府省に文書の存在を調査するよう指示。内閣府と、文部科学、農水、厚生労働の各省が調べていた。 愛媛県によると、同県職員が2015年4月2日に柳瀬氏と首相官邸で面会し、獣医学部新設計画について「首相案件」と説明を受けた。文書はこの際の「備忘録」として職員が作成したが、同県には保管されていない。中村時広知事は10日の記者会見で、備忘録を基に県側が農水省などを訪問した際に「置いてきた可能性は否定できない」と話していた。 文書が愛媛県作成のものなら、県側が学部新設に関する理解を求めて府省に提示した文書に、柳瀬氏の名前や「首相案件」の文字が記されていたことになる。 文書ではこの面会より前に首相と加計氏が会食した際、下村博文文科相(当時)が「加計学園は課題への回答もなくけしからん」と述べたことが話題になったと記されている。また、柳瀬氏との面会で、愛媛県側や学園幹部が学部新設に向けた助言を得たとも記されていた。 この文書に関し、柳瀬氏は10日に「記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはない」とするコメントを発表。首相は翌11日の衆院予算委で学部新設への関与を否定した上で「コメントを控えたい」と述べるにとどめた。一方、立憲民主党の枝野幸男代表は同委で「こんなこと(文書)をでっちあげで作れるか。関係者以外の人が作れるか」と指摘していた。 立憲など野党6党は柳瀬氏らの証人喚問を求めており、さらに要求を強めるのは必至だ。
https://mainichi.jp/articles/20180413/k00/00m/010/146000c
“森友ごみ”で新疑惑も 野党は批判「安倍政権にはうんざり」
加計学園を巡って「首相案件」と書かれた備忘録があったと愛媛県が認めた問題で、与党内からも政府の対応に不満の声が相次いだ。また、国会では森友学園で新たな疑惑も取り上げられた。
自民党・石破元幹事長 :「『この国の行政の信頼って一体、何だ』ということが問われている…」
「首相案件」の記録文書が見つかったことにより、再び浮上してきた加計学園問題。総理官邸に現れた柳瀬元総理秘書官は記者団に目的を問われ、「勉強会」と答えた。数々の疑惑がくすぶり、防戦一方の安倍政権。与党内からも立て続けに不満が上がった。
公明党・山口代表:「政府が責任を持って、しっかり自らの守備範囲のことについて、きちんと説明責任を果たしてもらいたいと思います」
自民党・山東昭子参院議員:「国民に(対して)もしも、『このくらいは許されるんじゃないか?』というような甘えがあるとしたなら堅城も私は崩れ去るんではないかと非常に危惧しております」
さらには、4月12日の朝日新聞によると、森友学園への国有地売却を巡って、近畿財務局が大阪航空局にごみの量の見積もりを増やすよう依頼したという疑惑が持ち上がった。
民進党・大塚代表:「ちょっとこう、かさ上げして申請してほしいというようなやり取りがあった。これらは事実だという理解でよろしいですね?」
財務省・太田理財局長:「事実関係を把握しておりませんので 、調査をさせて頂きたいと思います」
近畿財務局がごみの撤去費用を8億円ほどになるように持ち掛け。大阪航空局は、いったん見積もった額から数億円ほど増額したという。
財務省・太田理財局長:「8.2億円というのは当時の状況のもとで、近畿財務局、あるいは大阪航空局において、ぎりぎりの対応としてやられたもの」
また、近畿財務局は地中のごみを「2016年3月に見つかった」としていたが、実はその7カ月前の2015年8月に把握していたことも分かった。
立憲民主党・福山幹事長:「国会で虚偽答弁を重ねていたことが明らかになっています。国民もうんざりしていると思いますし、私もうんざりしています。政権を担う資格があるのかどうか」
加計学園問題で、愛媛県と柳瀬当時秘書官のどちらが嘘をついているのか
衆議院予算委員会 平成30年4月11日
質問
●原発事故賠償問題で発災当初東京電力を破綻させるべきという声も多数あった。けれども廃炉のため、賠償のため、電力安定供給のため、実質国有化した。こういう状況で他会社の原発に資金援助する金があったら、被災者への賠償、廃炉、電力料金に回すべき
●森友文書決裁した当人が読んでいないというのは役所としてタガが外れすぎでは
●加計学園を国家戦略特区に指定する際に政府関係者と愛媛県の担当者が相談していたことについて、担当者がメモを勝手に書いたか柳瀬氏や総理が嘘ついてるかの二つに一つでは。総理周辺の人達は勝手に総理の意向と言う人がいるのか。
答弁:財務省・太田理財局長、安倍総理、麻生財務大臣、加藤厚生労働大臣、小早川東京電力代表取締役社長、菅官房長官、小野寺防衛大臣
参考:財務省、森友の決裁文書を読まずにハンコ。野党の批判に、麻生財務相「私も読まずに押すことある」https://www.huffingtonpost.jp/2018/04/11/moritomo-zaimu_a_23408283/?ncid=tweetlnkjphpmg00000001
自民党・柴山議員「国家公務員にリークを唆すのは法律違反か?」
衆議院予算委員会 平成30年4月11日
質問
●シビリアンコントロールにも懸念を持たれる重大な案件なので膿を出し切りたい
●公文書改ざん事件は、取引の場面においても書き換えの場面においても、政治家の働きかけではなく財務省の保身
●公文書の保管・作成を電子化し電子決裁も進めるべき
●国家戦略特区認定の2年前から“首相案件”と書かれたがどう思いますか?
●大阪地検女性特捜部長のリークがどんどん出てくるとツイッターでコメントした議員もいる。捜査当局からリークがあったとしたら、どんな問題が出てくるか?
●文書が柳瀬唯夫首相秘書官と面会したとされる2015年4月2日の10日後に作成されているが、「文書は備忘録」という信憑性はどうか
答弁:安倍総理、小野寺防衛大臣、麻生財務大臣、梶山規制改革担当大臣、山田総務大臣政務官
安倍総理、関与を改めて否定 加計学園「首相案件」問題
学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画で柳瀬唯夫首相秘書官(当時)が2015年4月に愛媛県職員らに「首相案件」と伝えたと記された同県の文書について、安倍晋三首相は4月11日の衆院予算委員会で、直接のコメントは避けつつ「私から指示を受けた方もいない」と計画への関与を否定した。自民党の柴山昌彦氏の質問に答えた。
衆院予算委で首相は「愛媛県が作成した文書についてコメントは差し控えたい」と述べた。その上で、加計学園の獣医学部の新設については「プロセスにおいても関わった民間人からは一点の曇りもないとの明確な発言が既に委員会であった」と指摘。「私から指示を受けたという方は一人もいない」と述べ、学部新設に至る過程に問題はないという立場を改めて強調した。
文書によると、柳瀬氏は15年4月に愛媛県職員らと面会した際、首相と学園理事長の加計孝太郎氏の会食についても言及したとされる。首相は、立憲民主党の川内博史氏の質問に対し、加計氏とは14年6月に1回、同年12月に2回会食したことを明らかにした。ただ、「加計さんから獣医学部の新設について相談や依頼があったことは一切ない」と強調した。
また、首相が国家戦略特区への獣医学部新設計画の申請を知った時期についても、加計学園が事業者に正式決定した17年1月20日だったとの従来通りの答弁を繰り返した。
森友学園への国有地売却問題では、財務省は9日、地中から出たごみの撤去に関し、当時の佐川宣寿(のぶひさ)理財局長の国会答弁との整合性をとるため森友学園側に対して口裏合わせを要求したことを認めた。麻生太郎財務相は「森友学園に事実と異なる説明を求めること自体がふざけた話で、誤った対応だったと率直に思っている」と述べ、経緯を調べる考えを示した。
一方、自民、公明両党の幹事長と国会対策委員長は11日午前、東京都内で会談し、立憲民主党など野党6党が要求している柳瀬氏らの国会招致を容認することで一致した。同日の衆院予算委員会の審議などを見極め、最終判断する。
https://www.asahi.com/articles/ASL4C2TKLL4CUTFK001.html
加計問題巡る“面会メモ”は担当職員の備忘録
中村時広愛媛県知事の10日の記者会見要旨は次の通り。
4月から新たな学校(岡山理科大獣医学部)が開設されている。長年の悲願がかなった。法律的に制度をクリアして専門家の審査を経て国が認可を下ろしている。きょう新聞報道で(安倍晋三首相の秘書官だった柳瀬唯夫経済産業審議官との面会記録が)クローズアップされた。早朝、各部局に全体像をつかむための調査を開始してくれと指示した。この文書は保管義務がないから文書そのものはこの段階では確認できていない。しかし、担当職員に直接聴いたところ、当時、担当職員が口頭説明のための備忘録として書いた文書だと判明した。
-当時、面会についてどう報告を受けたか。
3年前なので全部は覚えていない。ただ、国に非常に積極的、前向きに取り組んでいただいているという感触は得ていた。
-首相の関与は。
本当に分からない。コメントしようがない。
-政府関係者が面会記録を持っていた理由は。
複数の機関に熱意を伝える時に、ぜひよろしくという形で使った可能性は否定できない。説明資料としてだ。
-担当職員は柳瀬氏と面会したのか。
相手先のことについてコメントはできない。ただ、県庁の職員は本当にまじめだ。職員の上げてきた書類を私は全面的に信頼している。
-柳瀬氏は会ったことはないと主張している。
コメントできない。
-担当職員は首相の意向が働いていると認識したのか。
そういう質問までしていないから、分からない。
-柳瀬氏は「首相案件」との発言はあり得ないとも説明している。
どういう発言をしたかも知らない。国は正直に言ったらいいのではないか。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041001194&g=pol
加計学園は「首相案件」? 柳瀬唯夫元秘書官の証人喚問要求
学校法人「加計学園」の獣医学部新設について、柳瀬唯夫首相秘書官(当時)の発言を記した愛媛県作成の文書が存在した問題で、立憲民主党など野党6党の国会対策委員長は10日、国会内で会談し、柳瀬氏らの証人喚問を求める方針で一致した。野党は「柳瀬氏や安倍晋三首相の虚偽答弁の疑いが濃厚になった」として追及を強めている。
野党6党は、国家戦略特区を担当していた柳瀬氏のほか、当時内閣府地方創生推進室次長だった藤原豊・現経済産業省貿易経済協力局審議官の証人喚問も求める。
問題の文書は、2015年4月、愛媛県や同県今治市の職員、加計学園幹部が柳瀬氏らと面会した際に愛媛県が作成したとされる文書。柳瀬氏はこの面会について、2017年7月の参院予算委員会で「私の記憶する限りはお会いしていない」と複数回、答弁している。
立憲の辻元清美国対委員長は柳瀬氏らの証人喚問を求める理由について、「加計問題について二人とも国会で虚偽の答弁をしたのではないか。総理の意思が強く働いたのではないか、事実を語っていただく必要がある」と強調。同日午後に自民党の森山裕国対委員長と会談し、証人喚問の要求を伝えた。
希望の党の泉健太国対委員長は「国会審議において役所から出てくる資料を信用できる環境にはない非常事態だ。深刻な局面だと認識を一致した」と語り、野党で連携して国会対応に当たる考えを示した。
加計学園による獣医学部新設について、柳瀬氏が「首相案件」と語ったと記録された文書の存在が明るみに出たことで、野党は「明らかに安倍首相が関与していたことを示すものだ。首相の進退に関わる重大な疑惑となってきている」(共産党の小池晃書記局長)、「加計ありきだった疑いがさらに濃厚になった」(社民党の又市征治党首)と批判を強めている。
10日午前には野党6党の合同ヒアリングを開き、文書の存否を内閣府や文部科学省などの担当者にただした。政府側が「愛媛県に確認を求めている」(内閣府)とくり返したため、事実確認のためにいったん中断し、午後5時から再開する。
https://www.huffingtonpost.jp/2018/04/10/kake-gakuen-matter_a_23407302/
朝日新聞が柳瀬総理秘書官の“メモ全文”を公開 加計学園問題
加計学園の問題で4月10日午後に愛媛県知事が記者会見しました。その後、朝日新聞デジタルが速報でメモがあった備忘録という部分の全文が朝日新聞デジタルが報じています。
一つは藤原地方創生推進室次長の主な発言、「かなりチャンスがあると思って頂いて良い」ということが書いてあります。そして、柳瀬総理秘書官の主な発言という部分で、「本件は首相案件となっている」というところのその他の部分が公開され、加計学園から先日、安倍総理大臣と加計学園理事長が会食した際に下村文部科学大臣が「加計学園は課題への回答もなく、けしからんと言っているという発言があったとのことである。その対応策について意見を求めたところ、今後、策定する国家戦略特区の提案書と併せて課題への取り組み状況を整理して文部科学省に説明するのが良いとの助言があった」という記事が新たに付け加える形で全文が公開されました。
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「首相案件」面会メモ 愛媛知事が認めた加計文書全文https://www.asahi.com/articles/ASL4B5R7XL4BUTIL03H.html
「首相案件」文書、愛媛知事「備忘録」と存在認める https://www.asahi.com/articles/ASL4B5RS3L4BPTIL01J.html
政府関係者と愛媛県職員との“面会記録”愛媛県知事認めるも 安倍総理はだんまり
安倍総理大臣は10日午後、記者の質問には答えずに総理官邸を後にしました。
安倍総理大臣:「(Q.愛知県知事が文書の存在を認めたが『首相案件』の発言は事実か?)…」
加計学園の問題を巡り、愛媛県の中村知事が県の担当者と政府関係者との面会記録の存在を認めたことについて、安倍総理は記者の質問には答えずに官邸を後にしました。一方、野党は知事の会見を受けて政府側への追及をさらに強めています。
希望の党・山井衆院議員:「皆さんがそろいもそろって安倍総理に忖度(そんたく)して隠しまくっているということになる。そんな恥ずかしい話になる前に愛媛県や今治市から真相が出る前に国が認める責任があるんじゃないか」
内閣府・塩見参事官:「私どもの方でどういう文書があるか、速やかに確認して調べさせて頂きたいが、そのことが内閣府に必ず何かあるはずだということでもない」
加計学園問題での「首相案件」発言否定 当時の総理秘書官・柳瀬唯夫氏
学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐり、当時安倍晋三首相秘書官だった柳瀬唯夫経済産業審議官が愛媛県今治市職員らに対し、「本件は、首相案件」と述べたと記されている文書が存在する疑いが浮上した。柳瀬氏は4月10日、コメントを出し、事実関係を否定した。
朝日新聞が10日付の朝刊で報じた。それによると、文書は愛媛県や今治市職員らが2015年4月2日に柳瀬氏と首相官邸で面会した際に同県が作成したとされ、15年4月13日の日付が記録されているという。柳瀬氏は2017年7月の国会審議で、「会った記憶はない」と答弁していた。
これについて、柳瀬氏はコメントで「自分の記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはない」と強調。「外部の方に対して、この案件が首相案件になっているといった具体的な話をすることはあり得ない」と報道を否定した。
柳瀬氏は2012年12月の第2次安倍内閣発足時に首相秘書官に就任。2015年8月に経済産業省経済産業政策局長に転じるまで秘書官を務めた。
菅義偉官房長官は10日の記者会見で「政府として、そのような文書は承知していない」と語った。その上で「報道を受け、加計学園獣医学部新設をめぐる愛媛県と関係省庁との間のやりとりに関する文書について、関係省庁に確認させたい」と述べた。
愛媛県担当者は、文書の存在について「調査中だ」としている。調査結果がまとまり次第、中村時広知事は午後にも記者会見する見通し。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041000344&g=pol
加計学園問題「ないと説明の文書 残されていた」愛媛県調査
公文書の管理の在り方が問題となる中、愛媛県がこれまでないと説明してきた学校法人「加計学園」の獣医学部新設に関連する文書が残されていることがわかったとして、県は詳しい事実関係について調査していることがわかりました。
公文書をめぐっては、森友学園についての財務省の決裁文書が改ざんされたり、保存されていないとされてきた自衛隊のイラク派遣の日報が相次いで見つかったりするなど管理の在り方が問題となっています。
こうした中、愛媛県がこれまでないと説明してきた学校法人「加計学園」の獣医学部新設に関連する文書が残されていることがわかったとして、県は詳しい事実関係について調査していることがわかりました。
文書には愛媛県や獣医学部が新設された今治市、それに学園の関係者が、国家戦略特区に提案する2か月前の平成27年4月2日に官邸と内閣府を訪れた際、一行が面会した幹部らの名前とともに具体的なやり取りが記されているということです。
この文書は国家戦略特区の説明資料として愛媛県が内閣府や文部科学省、それに農林水産省に配ったということです。
この文書について県は2017年7月、市民団体の情報公開に対して「存在しない」と回答していました。
愛媛県はNHKの取材に対し「文書の管理について県民から疑念が持たれないよう対応したいと考えている」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180409/k10011396771000.html?utm_int=news_contents_news-main_001
関連:加計・獣医学部で入学式 加戸氏「魔法で出産した学部」https://www.asahi.com/articles/ASL4342SNL43PFIB007.html
「いろいろとご心配を」加計氏 獣医学部開設を宣言
加計学園の獣医学部が4月3日に開設、式典には加計孝太郎理事長も出席しました。
加計孝太郎理事長:「本学の新設に関しましては、色々とご心配をお掛けしておりましたが、教育研究の充実に邁進していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを致します」
加計理事長は入学式のあいさつで、岡山理科大学獣医学部の開設を宣言しました。入学式は愛媛県今治市に完成したキャンパスで行われ、第1期生となる2学科合わせて186人の新入生が出席しました。